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乾燥・少雨の対策を作物別に

60作物・条件 158件

乾燥・少雨のときに作物ごとに起きやすいことと、まず見に行く所の要点です。詳しい内容(露地と施設の違い・確かさ)は各作物のページにあります。

トマト

定植・活着期:日最高気温が高く(目安30℃以上)土壌が乾く一方で、強風が続く

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

着果・肥大期:高温・乾燥で飽差が高い(VPD>1.2目安)/かん水と降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
尻腐れ果が出やすい条件(AGRIX:Ca吸収阻害+EC過多+急激な乾湿変動)。蒸散過多で果実へのカルシウム移行が不足しやすい。
見に行く所
果実尻部の水浸状・黒褐変、日中のしおれ、株元土壌の乾湿ムラ。根圏ECは現地測定で確認。

収穫期:乾燥+温暖が続く

起きやすいこと
うどんこ病が出やすい条件(AGRIX:乾燥+温暖、K不足で感受性上昇)。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ、K不足の兆候(下葉の縁の黄化)。

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ミニトマト

定植・活着期:日最高気温が高く(目安30℃以上)土壌が乾く一方で、強風が続く

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

着果・肥大期:高温・乾燥で飽差が高い(VPD>1.2目安)/かん水と降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
尻腐れ果が出やすい条件(AGRIX:Ca吸収阻害+EC過多+急激な乾湿変動)。蒸散過多で果実へのカルシウム移行が不足しやすい。ミニトマトは1株あたりの着果数が多く、限られたカルシウムが多数の果実に分散するぶん、症状が同時に複数果へ出やすい面がある。
見に行く所
果実尻部の水浸状・黒褐変(複数果に出ていないか)、日中のしおれ、株元土壌の乾湿ムラ。根圏ECは現地測定で確認。

収穫期:乾燥+温暖が続く

起きやすいこと
うどんこ病が出やすい条件(AGRIX:乾燥+温暖、K不足で感受性上昇)。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ、K不足の兆候(下葉の縁の黄化)。

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キュウリ

定植・活着期:強風が続く/日最高気温が高く乾燥が続く(活着前)

起きやすいこと
キュウリは浅根性で横方向へ30〜40cm程度展開する根の張り方をするため、活着前は水を吸いにくく、強風・乾燥が重なるとしおれ・活着不良になりやすい条件。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合、風による葉の傷み。

着果・肥大期:無降雨が続き乾燥したあとにまとまった降雨・かん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂果(急潅水で裂果しやすい)、また過乾燥局面では曲がり果・尻細りが出やすい条件。
見に行く所
果実表面の裂け、果形の曲がり、尻部の細り、株元の土壌の乾湿変化。

着果・肥大期:高温・乾燥で飽差(VPD)が高い状態が続く(目安1.5kPa以上)

起きやすいこと
気孔閉鎖・生育停滞が起きやすい条件。
見に行く所
日中の葉のしおれ・巻き、生育点の伸びの鈍化。

着果・肥大期:高温・低湿の乾燥が続く

起きやすいこと
うどんこ病は乾燥期でも発生するとされ、あわせてハダニも乾燥期に多発しやすい条件。
見に行く所
葉表の白い粉状のカビ、葉裏の微小な虫や葉のかすれたような退色。

収穫期:高温・乾燥が続く

起きやすいこと
水分不足を背景とした曲がり果・尻細りが出やすい条件。収穫適期に達するまでの日数は夏場で目安6〜8日、春秋で目安8〜10日とされ、高温期は果実の肥大・老化が早く進みやすい。
見に行く所
果形の乱れ(曲がり・尻細り)、収穫サイズ(目安18〜22cm)に達する早さ、株のかん水状況。

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ナス

定植・活着期:日最高気温が高く(目安35℃前後以上)、土壌が乾く一方で活着前の根が水分吸収に追いつかない

起きやすいこと
高温障害が出やすい条件(AGRIX:35℃以上で高温障害)。若い根では水ストレスによりしおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元土壌の乾き具合。

開花期:乾燥・高VPDが続く(目安1.5kPa以上)

起きやすいこと
気孔閉鎖・光合成低下が出やすい条件(AGRIX:VPD1.5以上で気孔閉鎖)。草勢が低下し、着花・着果に不利な条件になりやすい。
見に行く所
日中の葉のしおれ・巻き込み、花の大きさ・充実度。

着果・肥大期:土壌が乾燥した状態が続いたあと、まとまった降雨や急なかん水が入る

起きやすいこと
裂果が出やすい条件(AGRIX:急潅水が裂果を誘発)。
見に行く所
果実表面の裂け、株元の乾湿ムラ。

着果・肥大期:降雨・かん水が乏しく土壌の乾燥状態が続く

起きやすいこと
ボケナス(果肉の褐変・スポンジ化)や果皮光沢の低下が出やすい条件(AGRIX:過乾燥でボケナス発生・果皮光沢低下)。
見に行く所
果実の切断面の褐変・スポンジ状の有無、果皮のツヤ。

着果・肥大期:曇天・多湿等で蒸散が上がらず飽差が低い状態が続く(目安VPD0.4kPa未満)

起きやすいこと
蒸散不足によりカルシウムの転流が低下しやすい条件(AGRIX:VPD0.4未満で蒸散不足・Ca転流低下)。
見に行く所
果実先端部・生育点周辺の状態、株の巻き込み。

着果・肥大期:高VPD(目安1.5kPa以上)・強日射・高温が重なって続く

起きやすいこと
気孔閉鎖・光合成低下(AGRIX)により肥大が鈍りやすい条件。
見に行く所
日中の葉の萎れ、果実肥大速度の鈍化。

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ピーマン

定植・活着期:定植後、日最高気温が高く(目安30℃以上)乾燥・強風が重なる

起きやすいこと
苗が水分ストレスを受け、活着不良・しおれが出やすい条件。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

開花・着果期:高温・乾燥で飽差が高い状態が続く(VPD目安1.0kPa超が目安。理想VPDは0.5〜1.0kPa)

起きやすいこと
蒸散過多でカルシウム移行が不均衡になり、尻腐れ症が出やすい条件(AGRIX)。高温乾燥はこの傾向を強める。
見に行く所
果実尻部の陥没・黒変、日中のしおれ、かん水間隔と土壌の乾き。

開花・着果期:多湿・無風で飽差が低い状態が続く(VPD目安0.5kPa未満)/相対湿度が高い、夜間に結露する

起きやすいこと
蒸散が停止しカルシウム循環が滞ることに加え、灰色カビ(灰色かび病)が出やすい条件(AGRIX)。
見に行く所
花弁・果実表面のカビ、葉の濡れ具合、換気状況。

収穫期:高湿度・多雨が続く(開花・着果期と同様の低VPD・結露条件が継続)

起きやすいこと
灰色カビ等による果実・果梗の傷みが出やすい条件(AGRIXの灰色カビに関する知見を収穫期の状況にも援用)。
見に行く所
収穫果・株上果の腐敗、果梗部の褐変、収穫果の日持ち。

収穫期:高温・乾燥が続く

起きやすいこと
果実の水分ストレスによる果皮の張りの低下・収穫後の日持ち低下が出やすい傾向。
見に行く所
果皮の張り・つや、収穫直後の萎れ具合。

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ししとう・唐辛子

定植・活着期:日最高気温が高く(目安30℃以上)、乾燥と強風が重なる

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

開花・着果期:高温・乾燥が続き、株が水切れ気味になる

起きやすいこと
辛味が乗りやすい条件(AGRIX:高温・乾燥・水切れ・株疲れ・過熟で辛味が誘発される)。シシトウ等の甘味種で「辛い果」が混じるリスクが上がる。落花・尻腐れの誘発条件にも重なる。
見に行く所
収穫果の食味変化(辛味の混入)、日中の株のしおれ、果実の小玉化。

開花・着果期:高温・乾燥で飽差が高い状態と、かん水や降雨による土壌水分の急変が重なる

起きやすいこと
尻腐れ果が出やすい条件(AGRIX:Ca輸送不全=EC過多・急激な乾湿変動・高温)。
見に行く所
果実尻部の水浸状・黒褐変、株元土壌の乾湿ムラ。根圏ECは現地測定で確認。

連続収穫期:高温・乾燥が続き、収穫作業の間隔が空きやすい状況

起きやすいこと
採り遅れ・株疲れが重なると、辛味の乗った果や小果が増えやすい条件(AGRIX:採り遅れ・株疲れで辛果・小果増)。
見に行く所
収穫果のサイズ・食味のばらつき、株全体の草勢低下、着果負担の偏り。

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オクラ

定植・活着期:高温・乾燥に加えて強風が続く(定植直後の苗)

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

生育・着莢期(開花〜収穫開始):乾燥が続く(高温期に降雨・かん水が不足)

起きやすいこと
莢の硬化・イボ果・生育停滞が出やすい条件(乾燥は莢の硬化・イボ果につながりやすく、高温期は需水量が大きい)。
見に行く所
収穫適期を過ぎた莢の硬さ・表面のイボ状変形、日中の株の萎れ、土壌の乾き。

生育・着莢期(開花〜収穫開始):高温・乾燥が続く(吸汁性害虫の活動条件)

起きやすいこと
アブラムシ・コナジラミなど媒介害虫やカメムシの活動が活発になりやすく、それに伴いモザイク・黄脈モザイク(ウイルス)や、カメムシ吸汁による莢のイボ・曲がりが出やすい条件。
見に行く所
葉裏のアブラムシ・コナジラミの発生、葉のモザイク症状・葉脈の黄化、莢のイボ状変形・曲がり。

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ゴーヤ

着果肥大・草勢維持期:乾燥が続く(高温期の水切れ)

起きやすいこと
データでは「乾燥→肥大不良・落花」とされ、果実の肥大停滞や落花が出やすい条件。
見に行く所
果実の肥大速度、日中のしおれ、株元土壌の乾き具合。

収穫期(連続収穫):乾燥が続く、または日較差のある晴天が続く

起きやすいこと
一般に果菜類ではうどんこ病は乾燥ぎみで日較差のある条件で出やすい傾向がある。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ(うどんこ病様)、葉色・草勢の低下。

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ズッキーニ

着果・肥大期:乾燥が続き、かん水が生育に追いつかない

起きやすいこと
曲がり果・肥大不良が出やすい条件。ズッキーニは需水量が大きく果実肥大が速いため、水分不足の影響を受けやすい。
見に行く所
果実の曲がり、肥大速度の鈍化、日中の葉のしおれ。

着果・肥大期:乾燥・温暖な状態が着果後半に続く

起きやすいこと
うどんこ病が出やすい条件。ズッキーニで最重要とされる病害で、乾燥・温暖な気象と株内部の通風不良が重なると感受性が上がりやすい。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ、古葉・下葉の状態、株内部の通風。

収穫期(連続収穫):高温・乾燥が続く時期に収穫(若どり)間隔が空く

起きやすいこと
果実の急速な肥大による巨大化・品質低下、株疲れによる後続の着果不良。
見に行く所
収穫適期(開花後4〜7日、20cm前後が目安)を超えた果実の有無、株全体の草勢。

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カボチャ

定植・活着期:強風が続き、かつ乾燥(降雨が少ない)状態が重なる

起きやすいこと
活着前の苗が水分ストレスを受けやすく、葉傷み・活着不良になりやすい。地這い栽培ではつるの向きの乱れにも留意。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

肥大期:無降雨が続き乾燥した状態が続く(肥大期)

起きやすいこと
カボチャは乾燥にやや強い作物だが、肥大期は需水期にあたり果実肥大が鈍りやすい。
見に行く所
果実の肥大スピード、葉のしおれと回復の有無。

肥大期:乾燥・温暖な状態が続く(特に生育後半)

起きやすいこと
うどんこ病が出やすい条件(データ:うどんこ病は乾燥温暖・生育後半に出やすい)。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ、下葉から上葉への広がり。

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スイカ

定植・活着期:定植直後に気温が高く土壌が乾く一方で、強風が続く

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい条件。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

肥大期:着果後、高温・乾燥が続き土壌水分が不足する

起きやすいこと
肥大不良・糖度への影響につながりやすい条件(AGRIX:着果〜肥大期は需水期であり、この時期の水分不足は肥大を制限する)。
見に行く所
果実の肥大速度、株のしおれの有無、株元土壌の乾き具合。

肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨があり、土壌水分が急変する(急激乾湿)。特に肥大後期の多雨。

起きやすいこと
裂果・空洞果が出やすい条件(AGRIX:急乾湿・肥大後期の多雨は裂果・空洞果の主因)。
見に行く所
果実表面の裂け・ひび、収穫時の空洞の有無、圃場の停滞水・排水状態。

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メロン

定植・活着期:降雨後に土壌が過湿な状態が続く/逆に高温乾燥と強風が重なる

起きやすいこと
過湿は根の酸素不足につながり、活着不良やつる割病(Fusarium oxysporum f.sp. melonis)の初期感染が起こりやすい条件(データ:排水最優先)。乾燥+強風は苗の水ストレスでしおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
畝間・株元の停滞水の有無、日中のしおれが夕方までに回復するか、株元土壌の乾き具合。

肥大期(水分制御・ネット形成期):連続無降雨・高温乾燥が続く、または降雨後に急な乾燥へ転じる

起きやすいこと
過度の水分ストレスは肥大不良につながりやすい条件。一方で収穫前の適度な水分制限は糖度確保に必要な工程でもある(データ)。
見に行く所
葉のしおれが回復するか、果実肥大の停滞の有無。

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イチゴ

果実肥大・糖度形成期:飽差(VPD)が低い状態(目安0.3kPa未満)、または相対湿度85%以上が継続する

起きやすいこと
蒸散が停滞しカルシウムの葉・果実への転流が滞りやすい条件(AGRIX:VPD0.3kPa未満でCa転流停止、湿度85%以上継続でチップバーン様症状の目安)。灰色かび等の多湿性障害も出やすい条件。
見に行く所
新葉・葉縁の褐変(チップバーン様症状)、果実・花弁のカビ、朝方の結露や葉の濡れ具合。

果実肥大・糖度形成期:飽差(VPD)が高い状態(目安1.2kPa以上)の高温・乾燥が続く

起きやすいこと
気孔が閉じ光合成が低下しやすい条件。
見に行く所
日中の葉のしおれ、生育の停滞感。

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スイートコーン

播種・出芽期:播種直後に降水が少なく、連続して土壌表層が乾く

起きやすいこと
種子周辺の水分不足で出芽不良になりやすい条件。播種深が浅い場合はさらに乾燥・鳥害の影響を受けやすいとされる。
見に行く所
株元の土壌の乾き具合、出芽率・出芽そろい、鳥による種子・幼苗の食害跡。

出穂・開花期(雄穂抽出〜絹糸抽出):この時期に降水が少なく乾燥が連続する

起きやすいこと
出穂〜登熟期は需水が最大となる時期で、乾燥が続くと先端不稔・粒の不揃いにつながりやすい条件。安定した水分供給が甘さにも影響するとされる。
見に行く所
株元の土壌の乾き具合、絹糸の伸長状況、しおれの有無。

登熟期:登熟期に降水が少なく乾燥が続く

起きやすいこと
粒の充実不足・粒の不揃いが出やすい条件(出穂〜登熟の需水最大期の延長にあたる)。
見に行く所
粒の充実度、株全体のしおれ、かん水履歴との対応。

登熟期:乾燥が続いたあとにまとまった降雨がある

起きやすいこと
乾燥後に病原菌が侵入しやすい条件が重なり、茎腐病(Fusarium、維管束を侵し萎凋・倒伏につながる)が出やすい条件とされる。
見に行く所
茎の変色・軟化、株の急なしおれや倒伏、圃場のカリ(K)施肥履歴。

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キャベツ

定植・活着期:日最高気温が高く(目安30℃以上)乾燥(連続無降雨・強い日射)が続く

起きやすいこと
活着遅れ・苗の水ストレス。乾燥が強く長引くと根が伸びにくくなる条件(AGRIX:土壌水分張力の目安SMP43kPa以上が5日続く乾燥で減収6割相当という知見あり。ただし土壌水分張力は気象からは直接わからず現地確認が必要)。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合、新葉の展開状況。

結球期:高温・乾燥が続いた後に急な降雨や過剰かん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂球(結球が急激に水を吸って割れる)が出やすい条件。
見に行く所
結球表面の裂け目、収穫適期を過ぎていないか。

収穫期:乾燥した高温状態が続いた後も乾湿変動が大きい状態が続く

起きやすいこと
根圏ECが高止まりしていると乾燥との組み合わせで生育・品質への影響が大きくなりやすい条件(AGRIX:乾燥+高ECの重なりで収量4〜6割減の恐れという知見)。
見に行く所
株の生育・結球の締まり具合。根圏ECは現地測定で確認。

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白菜

育苗・定植期:生育適温(18〜22℃)を大きく上回る高温(目安25℃以上)が続く中で土壌が乾く

起きやすいこと
徒長・苗質低下、活着不良やしおれが出やすい条件。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、葉色・徒長の有無、株元の土壌の乾き具合。

結球期(肥大期):連続降雨のあとに急に晴天・乾燥に転じる、または多湿と乾燥が短期間で入れ替わる(急激な乾湿変動)

起きやすいこと
結球内部の若葉へのカルシウム輸送が不足し、縁腐れ症が出やすい条件。高EC・N過多と重なると助長されやすい。
見に行く所
結球内部の若葉の縁の褐変・腐れ、急な乾湿後のしおれと回復状況。根圏ECは現地測定で確認。

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レタス

定植・活着期:日最高気温が高く土壌が乾く一方で、強風が続く

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい条件。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合(現地確認が必要)。

結球・生育期(チップバーン注意期):高温が続き、降雨が少なく乾燥気味の状態が続く

起きやすいこと
アブラムシなど吸汁性害虫が活動しやすい条件(高温乾燥期に活動が活発になりやすい一般的傾向)。ウイルス(レタスモザイク等)媒介にも注意。
見に行く所
葉裏のアブラムシの寄生、モザイク症状(葉の退緑・縮み)の有無。

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カリフラワー

定植・活着期:高温・乾燥が続く一方で、強風が続く

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい条件。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

花蕾形成・肥大期:乾燥や多雨で土壌水分・吸水量が不安定になる

起きやすいこと
ホウ素欠乏(花蕾の褐変)やモリブデン欠乏(新葉が細く筋状になる「鞭状葉(whiptail)」)は主に根圏・施肥側の要因だが、乾燥・多雨による吸水変動が助長要因になりうる。
見に行く所
花蕾の褐色斑の有無、新葉の鞭状葉症状の有無。

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ほうれん草

発芽期:播種後に降雨がなく乾燥が続く

起きやすいこと
覆土層が乾いて発芽揃いが悪くなりやすい条件。
見に行く所
播種列の土壌の乾き具合、発芽の遅れ・欠株。

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小松菜

発芽・育苗期:播種後に無降雨・低湿度が続き、表土が乾燥する

起きやすいこと
発芽不揃い・初期生育不良につながりやすい条件(播種直後は十分な水分が必要とされる)。
見に行く所
発芽率のムラ、地表の乾き具合、かん水後の回復状況。

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水菜

育苗・発芽期:高温・強日射に加え低湿度・乾燥が続く

起きやすいこと
苗が乾燥ストレスを受け、生育ムラや初期生育の遅れが出やすい。
見に行く所
子葉・本葉のしおれ、土壌(培地)表面の乾き具合。

生育期(葉数拡大期):乾燥した高温日が続く(低湿度・高温)

起きやすいこと
コナガ・キスジノミハムシ・アオムシ・アブラムシなど食葉性害虫が活動しやすい条件。
見に行く所
葉の食害痕・食入孔、葉裏の虫体や卵、防虫ネットの破損有無。

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ニラ

株養成期(定植〜1年目育成):連続無降雨日数が続く乾燥+高温

起きやすいこと
定着不良・活着遅れとなり、株養成が遅れやすい条件。
見に行く所
葉のしおれ、株元表土の乾き具合、夕方までのしおれ回復。

刈取り再生期(本圃・周年繰り返し):高温・乾燥が続く(目安)

起きやすいこと
ネギアザミウマ等の一部害虫は高温乾燥条件で増えやすいとされ、発生に注意しやすい条件となる。
見に行く所
葉表面のかすり状の食害痕・白斑、新葉の萎縮。

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セロリ

育苗期:高温・乾燥が続く

起きやすいこと
セロリの種子は好光性微細種子で発芽・育苗期間が長い(定植まで90〜120日目安)ため、高温乾燥期は苗の徒長や生育停滞、乾燥ストレスによる活着力低下を招きやすい。
見に行く所
苗床・セルトレイの乾き具合、苗のしおれ、徒長(間延び)の有無。

定植・活着期:定植後に高温・乾燥(連続無降雨)が続く、または強風が重なる

起きやすいこと
セロリは乾燥に極めて弱く、活着前の根が浅い時期に水分不足になると活着遅れ・生育停滞を招きやすい条件。
見に行く所
定植苗のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合、新葉展開の有無。

生育期(茎葉伸長・肥大期):乾燥(連続無降雨・高VPD)が続く

起きやすいこと
生育停滞、スジ硬化、裂茎、芯腐れ(Blackheart)が出やすい条件。乾燥はカルシウムの体内輸送を妨げ、芯腐れの主要な誘因となる(AGRIX:芯腐れ=Ca輸送不全〈乾燥・急生育・EC過多〉)。
見に行く所
新葉展開の停滞、茎の硬さ・スジっぽさ、株の芯(生長点付近)の黒変、株元土壌の乾き具合。

生育期(茎葉伸長・肥大期):降雨と乾燥が急激に入れ替わる(連続降雨のあとの急乾燥、または潅水と降雨で水分状態が急変する)

起きやすいこと
急激な乾湿変動とそれに伴う急生育は、ホウ素欠乏型の茎割れ(裂茎)とCa輸送不全型の芯腐れを同時に招きやすい条件。
見に行く所
茎表面の縦方向の割れ、芯部の黒変、生育スピード(葉の展開間隔)の急変。

収穫期:収穫期前後に乾燥(連続無降雨)が続く

起きやすいこと
筋張り(スジ硬化)が出やすい条件(データ:筋張り=乾燥・老化・高温)。株の食感・品質低下につながりやすい。
見に行く所
茎の硬さ・筋っぽさ、株の充実度、葉の色つや。

収穫期:収穫時期に高温・乾燥が続く

起きやすいこと
セロリは収穫後も乾燥に弱く、収穫後の萎れ・品質低下が早まりやすい条件。低温高湿での予冷・保管の必要性が高まる(データ:収穫後は低温高湿予冷、セロリは乾燥に弱い)。
見に行く所
収穫直後の株のしおれ具合、予冷・保管までの時間と環境。

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ねぎ

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):高温で乾燥した状態が続く

起きやすいこと
アザミウマ(吸汁害虫)が増えやすい条件とされる。
見に行く所
葉の白斑・カスリ状の食害痕、葉の銀色化。

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):まとまった降雨がなく乾燥した状態が続く(連続無降雨)

起きやすいこと
葉の伸長低下・肥大鈍化が出やすい条件。土壌が締まり吸水が停滞しやすい状態(pF2.5超が目安とされる)に近づいている可能性があるが、実際の値は現地測定が必要。
見に行く所
葉の伸長速度、日中のしおれ感、株元土壌の乾き具合。

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):高温・乾燥で蒸散が高まる状態と、降雨・かん水による急激な水分変動が重なる

起きやすいこと
カルシウムの移行が不足しやすい状態となり、葉先枯れ(チップバーン)や偽茎の軟弱化が出やすい条件。
見に行く所
葉先の枯れ込み、偽茎の締まり具合・倒伏の有無。

収穫期:まとまった降雨がなく乾燥した状態が続く(連続無降雨)

起きやすいこと
土壌が締まり、抜き取り時の抵抗が増しやすい条件(pF2.8超が目安とされる)。無理な抜き取りによる折損・表皮剥離につながりやすい状態と考えられる。
見に行く所
試し抜きでの抵抗感、表皮の状態、収穫予定株の土壌の乾き具合。

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タマネギ

育苗・定植期:強風と乾燥が定植直後に続く

起きやすいこと
活着前の苗が水ストレスを受け、活着不良・萎凋になりやすい。
見に行く所
苗の活着状況、日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

りん茎肥大期:高温・乾燥が続き土壌の乾きが大きい状態が続く

起きやすいこと
水分不足が続くと球の肥大が抑制されやすい条件(AGRIX:必要水分量を大きく下回ると収量が半分程度まで低下するとされる目安がある)。
見に行く所
葉の萎凋・巻き、球の肥大の進み、株元の土壌の乾き具合(土壌水分自体は気象からは推定に留まる)。

りん茎肥大期:乾燥が続いたあとに急な降雨や多量のかん水が入り、土壌水分が急変する

起きやすいこと
急な吸水変化で球割れ・裂球や、過湿による根の障害につながりやすい条件。
見に行く所
球の割れ・裂けの有無、株元の停滞水。

収穫・乾燥期:収穫前の数週間、降雨が少なく乾燥した状態が続く

起きやすいこと
この時期の乾燥・かん水停止は乾物率を高め、貯蔵性を高める方向に働くとされる条件(AGRIX:乾物率+1%で貯蔵期間が2週間程度延びるとされる目安がある)。
見に行く所
葉の倒伏・枯れ具合(収穫適期のサイン)、球の乾き。

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ニンニク

球肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨でかん水量・土壌水分が急変する

起きやすいこと
N過多や後期高温と重なると二次生長(割れ球)や貯蔵性低下につながりやすい条件。急激な吸水による球の生理障害も気象からは推定される。
見に行く所
割れ球・二次生長球の有無、株元の乾湿ムラ、とう(花茎)の有無(早めの摘除対象)。

収穫前後(断水・乾燥)期:収穫時期に降雨・高湿度が続き、その後の圃場乾燥(首・表皮の乾燥)が進みにくい

起きやすいこと
収穫物の乾燥不良により腐敗・カビの発生や貯蔵性の低下が出やすい条件。
見に行く所
収穫球の首の締まり・表皮の乾き具合、腐敗臭やカビの有無。

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ラッキョウ

分球・肥大期:気温が上がり始め、高温・乾燥が続く(晩春〜初夏)

起きやすいこと
高温で休眠に向かう性質があるため、肥大期に高温が早まると肥大が止まりやすい。乾燥が重なると球の肥大不足につながりやすい条件。
見に行く所
葉の枯れ上がりの進み具合、掘り取り時の球の充実度(現地確認)。

分球・肥大期:多雨・過湿が続く、または乾燥から急に多雨へ転じる

起きやすいこと
砂地は排水性が高いが、極端な多雨や急激な乾湿変化が続くと分球バランスが乱れたり、球の腐敗(軟腐病・乾腐病)が出やすい条件になる。
見に行く所
株元・球の変色や軟化、分球数と球サイズのばらつき。

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アスパラガス

立茎・養分回復期(収穫後〜夏):高温・少雨(乾燥)の状態が続く

起きやすいこと
親茎(立茎)の光合成活動が制限され、株の貯蔵養分の回復が滞りやすい条件。翌年の萌芽・収量に影響しうる(データ:立茎の設計で翌年の萌芽が決まる)。
見に行く所
親茎・擬葉の色つや・萎れ、株元の土壌の乾き具合。

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大根

播種・発芽期:発芽期に高温・乾燥が続く(連続無降雨・低湿度)

起きやすいこと
覆土表面が乾燥し発芽揃いが悪くなりやすい条件。
見に行く所
発芽率・発芽揃いのムラ、覆土の乾き具合。

幼苗期(本葉展開〜間引き):高温・乾燥が続く

起きやすいこと
生育停滞や葉のしおれが出やすく、後の根部肥大期における辛味過剰(高温乾燥ストレスの蓄積)につながりやすい素地になる条件。
見に行く所
日中の葉のしおれと夕方までの回復、間引き後の生育の揃い。

根部肥大期:高温・乾燥が続く(連続無降雨)

起きやすいこと
辛味過剰が出やすい条件(データ:辛味過剰=高温乾燥ストレス)。水分ストレスによる肥大不良も懸念される。
見に行く所
試し抜きでの辛味・肉質の締まり、葉のしおれ具合。

根部肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨があり土壌水分が急変する(急激乾湿)

起きやすいこと
裂根が出やすい条件(データ:裂根=急乾湿)。
見に行く所
根表面の亀裂・裂け目、収穫時の裂根の発生率。

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人参

発芽期:播種後に無降雨・低湿度が続き、強日射・高温で表土が乾く

起きやすいこと
発芽不揃い・欠株が生じやすい条件。ニンジンは好光性・浅播きで乾燥に弱く、発芽までの表土の乾き方が収量に直結しやすい最重要局面。
見に行く所
播種列の発芽率・発芽の揃い方、表土の乾燥・クラスト(固化)の有無、かん水・不織布・もみ殻など乾燥防止対策の状態。

根部肥大期:干ばつ傾向(無降雨が続く)のあとに強い降雨やかん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂根が出やすい条件(AGRIX:裂根=急激な乾湿変動)。
見に行く所
試し掘りでの根の縦方向の裂け、圃場全体での発生割合。

根部肥大期:乾燥・高温が続く

起きやすいこと
うどんこ病が出やすい条件。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビの有無。

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カブ

播種・発芽期:播種後〜発芽期に乾燥が続く(少雨・高温)

起きやすいこと
発芽不揃い・発芽遅延が出やすい条件。
見に行く所
覆土層の乾き具合、発芽率のムラ。

生育前期(本葉展開〜根部肥大開始):気温が高く乾燥が続く(高温・少雨)

起きやすいこと
キスジノミハムシ等の食害が出やすい条件(乾燥・温暖な時期に活動が活発になりやすいとされる)。生育停滞にもつながりやすい。
見に行く所
葉表の食痕(小さな穴)、生育の伸び具合。

肥大期(根部肥大盛期):乾燥が続いた後に強い降雨があり、土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂根(根の表面が裂ける)が出やすい条件。
見に行く所
根表面の裂け目・放射状のひび。

肥大期(根部肥大盛期):乾燥が続く(少雨・高温)

起きやすいこと
ホウ素の吸収・移行が滞りやすく、内部褐変が出やすい条件(乾燥時はホウ素の移行が制限されやすいとされる)。
見に行く所
収穫物を割った際の内部の褐変・水浸状部分の有無(現地での抜き取り確認)。

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ゴボウ

播種・発芽期:播種後に降水量が少ない状態が続き、表土が乾燥する

起きやすいこと
ゴボウは好光性種子で浅播きのため覆土が薄く、表土の乾燥で発芽不揃い・出芽遅延になりやすい条件。
見に行く所
発芽率のムラ、畝面表土の乾き具合、播種後のかん水履歴。

根の肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨があり、土壌水分が急激に変化する

起きやすいこと
裂根・ス入りが出やすい条件(AGRIX:急激な乾湿変動・生育過剰)。
見に行く所
試し掘りした根表面の裂け、根の断面のす(空洞状のスカスカ感)。

根の肥大期:乾燥・温暖な状態が生育後半に続く

起きやすいこと
うどんこ病が出やすい条件(生育後半)。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ。

収穫期:乾燥・高温が続き、収穫が遅れる

起きやすいこと
裂根・ス入りの進行、根の繊維質化につながりやすい条件。
見に行く所
試し掘りでの断面のす、根の硬さ・繊維感。

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里芋

植付・萌芽期:連続して降水がなく乾燥が続く

起きやすいこと
サトイモは多需水で乾燥に弱く、萌芽・初期活着が遅れやすい条件。
見に行く所
植付溝・畝の土壌の乾き具合、萌芽率、初期の葉の展開状況。

茎葉伸長・培土期:連続して降水がなく乾燥・高温が続く

起きやすいこと
肥大の土台となる茎葉の生育が抑えられ、後の子いも肥大不良・えぐみ増加につながりやすい条件。
見に行く所
葉のしおれ・巻き、株元の土壌の乾き、かん水の有無。

子いも肥大期:乾燥(連続無降雨)が続く時期に干ばつ傾向となる

起きやすいこと
子いもの肥大不良・えぐみ(シュウ酸カルシウム)が増加しやすい条件。夏の干ばつ期の水分確保が収量を左右する時期にあたる。
見に行く所
土壌の乾き、いもの肥大の遅れ、試し掘りでの食味・えぐみの傾向。

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生姜

茎葉伸長期:強い日射と高温が続く(直射が強く乾燥気味)

起きやすいこと
ショウガは強光直射より半日陰を好むため、高温・乾燥下での強日射で葉焼けが出やすい条件。
見に行く所
葉の白化・褐変(葉焼け)の有無、萎れの回復状況、敷きわら・マルチ・遮光資材の状態。

茎葉伸長期:降水が少なく乾燥傾向が続く

起きやすいこと
ショウガは多需水で、乾燥が続くと後の根茎肥大不良・繊維質化につながりやすい傾向。この時期の乾燥は次フェーズの肥大に影響が蓄積しやすい。
見に行く所
葉のしおれ、株元の乾き具合(現地確認)、かん水設備の稼働状況。

根茎肥大期:連続降雨のあとに晴天・乾燥が続く、または乾湿が繰り返される

起きやすいこと
停滞水による根茎腐敗のリスクと、乾燥による肥大不良・繊維質化のリスクが局面によって入れ替わりやすい。
見に行く所
圃場の排水状況、株元の土壌の乾湿ムラ(現地確認)、掘り取り時の根茎の状態。

根茎肥大期:高温が続く盛夏で乾燥傾向が重なる

起きやすいこと
干ばつ傾向と高温が重なると肥大不良につながりやすく、収量を左右する局面(データでは夏の干ばつかん水が収量を左右するとされる)。
見に行く所
かん水の実施状況、葉色・草勢の変化、株元の乾き。

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じゃがいも

茎葉伸長期:高温(日最高気温が高く、目安30℃以上)が続き乾燥を伴う

起きやすいこと
高温障害(30℃以上が目安)による生育停滞・草勢低下。乾燥が重なると水ストレスも加わる。
見に行く所
日中の葉のしおれと夕方の回復状況、草丈の伸びの鈍化、株元の土壌の乾き具合。

塊茎肥大期:乾燥(無降雨が長く続く、または高温晴天で土壌が乾きやすい状態)

起きやすいこと
塊茎内部の空洞や二次成長(イモの奇形・ひび割れ)が出やすい条件。水分安定が最優先とされる時期。
見に行く所
試し掘りでの内部空洞・二次成長(コブ状の変形)の有無、株元土壌の乾き具合。

成熟・収穫期:乾燥晴天が続く(茎葉枯凋の前後)

起きやすいこと
茎葉の自然な枯凋が進みやすく、収穫適期の目安になる一方、極端な乾燥・高温はそうか病が出やすい条件の一因とされる(乾燥に土壌pHの高さが重なる場合)。
見に行く所
茎葉の枯凋の進み具合、掘り取ったイモ表面のかさぶた状の病斑の有無。土壌pHは現地測定が必要。

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さつまいも

定植(挿し苗)・活着期:高温・乾燥(強い日射・高温・降水がほぼない状態)が続く

起きやすいこと
活着前の挿し苗が水分ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

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長芋

つる伸長・支柱期:高温・乾燥が続く

起きやすいこと
葉の萎れ・生育停滞が出やすい条件。つるの伸長が鈍り、受光体制の完成が遅れうる。
見に行く所
日中の葉の萎れが夕方に回復するか、新葉の展開速度。

肥大期:高温・乾燥が続き土壌が乾く

起きやすいこと
いもの肥大停滞が出やすい条件。乾燥ストレスは形状(曲がり等)にも影響しうるが、これは主に作土深・砕土状態・障害物といった土壌物理性で決まるため、気象からは推定に留まる。
見に行く所
畝の乾き具合、試し掘りでのいもの肥大状況・表面の状態、作土の締まり・障害物の有無。

肥大期:連続降雨で土壌が過湿になる、または乾燥のあとに急に多雨となる

起きやすいこと
排水不良による根圏の酸素不足、いもの肌の状態悪化が出やすい条件。急激な乾湿変化はいもの生育ムラにつながりうる。
見に行く所
畝間の停滞水、試し掘りでのいも表面の状態(肌荒れ・変色)、根の健全性。

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レンコン

生育期(茎葉伸長・水管理):少雨・高温が続き水位が下がりやすい

起きやすいこと
湛水深不足による地温上昇・雑草繁茂・根傷みにつながりやすい条件。
見に行く所
水位の低下、田面の露出、雑草の発生状況。

地下茎肥大期:高温・乾燥が続く

起きやすいこと
アブラムシ(ハスクビレアブラムシ等)が発生しやすいとされる条件。
見に行く所
葉裏・新葉のアブラムシ付着、すす病様の汚れ。

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大豆

開花期:日最高気温が生育適温の上限(目安30℃超)を超え、かつ乾燥(連続無降雨)が続く

起きやすいこと
落花・落莢が増加しやすい条件(データ:高温乾燥期は落花・落莢増加)。
見に行く所
開花数に対する着莢数、莢の脱落の有無、株元土壌の乾き具合。

開花〜結莢期:連続無降雨日数が続き土壌が乾く状態が開花〜結莢期に重なる

起きやすいこと
着莢不良・莢の肥大不足につながりやすい条件(データ:開花〜結莢期は乾燥厳禁と明記)。
見に行く所
莢の肥大速度、葉のしおれとその回復状況、土壌の乾き具合。

子実肥大期:高温・乾燥が持続する

起きやすいこと
子実肥大不足・粒の充実不足につながりやすい条件。
見に行く所
莢を開いた際の粒の大きさ・充実度、葉色の推移。

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そら豆

開花期:乾燥が続く(降水が少ない状態が続く)

起きやすいこと
落花・落莢が出やすい条件。
見に行く所
株元の土壌の乾き具合、日中のしおれの有無、着莢の進み具合。

莢肥大期:気温が高めで乾燥した状態が続く

起きやすいこと
アブラムシが増殖しやすい条件(一般的知見)。ソラマメでは新芽・茎頂に多発しウイルスを媒介することがあり、最も警戒すべき害虫とされる。
見に行く所
新芽・茎頂のアブラムシ付着状況、葉や莢のべたつき・すす病様の汚れ、天敵(テントウムシ等)の有無。

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えんどう

開花期:気温が高い状態(目安25℃超)が続く、または乾燥・過湿のいずれかが続く

起きやすいこと
高温では稔実が低下しやすい。高温・乾燥・過湿はいずれも落花・落莢が出やすい条件としてデータに整理されている。
見に行く所
着莢率、落花・落莢の有無、株のしおれ具合。

開花期:気温が高く乾燥した晴天が続く(春先に多い)

起きやすいこと
うどんこ病が最も出やすい条件とされる(データ:春の乾燥温暖が最重要要因)。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ、抵抗性品種(er遺伝子等)かどうかの確認。

着莢・肥大期:高温・乾燥が続く、または逆に降水が多く過湿が続く

起きやすいこと
落花・落莢が出やすい条件(データ:高温・乾燥・過湿・N過多)。莢の肥大不良にもつながりやすい。
見に行く所
莢の肥大・充実度、落莢の有無、株のしおれや過繁茂の状態。

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いんげん

発芽・生育初期:高温・乾燥が続く(目安30℃超で降雨・かん水が少ない)

起きやすいこと
苗の活着不良・生育停滞になりやすい条件。根粒菌の定着にも影響しうるが、これは気象からは推定にとどまる。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元土壌の乾き具合、根粒の着生(掘り取り確認)。

開花期:開花〜結莢期に乾燥が続く、またはかん水と降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
落莢が出やすい条件(データ:開花〜結莢期の乾燥で落莢→安定潅水が必要)。
見に行く所
株元土壌の乾き具合、日中のしおれの有無、着莢率の推移。

結莢・肥大期:高温が続く中で結莢期の水分が不安定(乾燥や急な乾湿差)

起きやすいこと
着莢が止まりやすい条件(データ:高温期は着莢が止まりやすい・涼しい作型が望ましい)。
見に行く所
新規の着莢の有無、莢の肥大速度、花房の脱落状況。

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落花生

開花期:開花期に乾燥(降水少・無降雨日数が長い)が続く

起きやすいこと
子房柄(ペグ)挿入前後の水分不足が、その後の莢形成・肥大に影響しやすい条件。開花〜莢肥大期は需水期であり、乾燥は稔実低下につながりやすいとされる。
見に行く所
開花数・結実(ペグ)の状況、土壌表層の乾き具合、株のしおれの有無。

莢形成(ペグ挿入)・肥大期:莢肥大期に乾燥(降水少・無降雨日数が長い)が続く

起きやすいこと
稔実低下・空莢(実入り不良)が出やすい条件とされる。乾燥は結実域の土壌を硬くし、ペグの挿入や莢の肥大を妨げやすい面もあると考えられる(気象からの推定)。
見に行く所
莢の入り具合(掘り取りサンプルでの確認)、結実域の土壌の硬さ・乾き、石膏(硫酸カルシウム)施用歴とCa供給状況。

莢形成(ペグ挿入)・肥大期:降雨と乾燥が繰り返し、土壌水分が急変する

起きやすいこと
結実域の水分ムラにより莢の肥大が不揃いになりやすい条件(気象からの推定)。
見に行く所
莢の大小のばらつき、株ごとの生育差。

収穫・乾燥期:地干し(乾燥)中に高湿度・日照不足が続く

起きやすいこと
子実水分の低下が遅れ、かびの発生リスクが高まりやすい条件とされる。
見に行く所
莢・子実の乾燥の進み具合、かび臭・変色莢の有無。

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大麦

分げつ・茎立期:高温・少雨が続く

起きやすいこと
乾燥ストレスに加え、アブラムシが増殖しやすい条件になりやすい。オオムギではアブラムシが大麦縞萎縮病とは別に大麦萎縮病(BYDV)を媒介するため注意(データ:「アブラムシ(BYDV媒介)」)。
見に行く所
葉裏・新葉のアブラムシ寄生、葉色・生育の停滞。

出穂・開花期:高温・少雨で乾燥した状態が続く

起きやすいこと
うどんこ病は過繁茂な株で葉群内が多湿になった場合に出やすいとされ、乾燥単独では発生しにくいが、乾湿の変動が大きい年で注意が必要な条件。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビの有無、株の茂り具合。

登熟・収穫期:登熟期に高温・適度な乾燥が続く(強い高温障害的な水準ではない範囲)

起きやすいこと
登熟が進みやすく、収穫適期の判断がしやすい条件。ただし極端な高温・乾燥は登熟不良につながる可能性があり、程度の見極めは現地確認が必要。
見に行く所
子実水分の推移、稈・穂の黄化の進み具合。

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ソバ

播種・出芽期:高温・乾燥が続く

起きやすいこと
出芽が不揃いになりやすい。
見に行く所
出芽率のムラ、覆土直下の土壌の乾き具合。

生育期(茎葉伸長・分枝):高温・乾燥が続く

起きやすいこと
草丈伸長が抑えられ生育停滞につながりやすい。ソバは冷涼を好み高温・乾燥に弱いとされる(データ)。
見に行く所
葉のしおれ・巻き、草丈の伸びの停滞。

開花期(受粉):開花期に高温・乾燥が続く

起きやすいこと
受精不良・不稔が出やすい条件(データ:高温・乾燥は受精不良を招き、収量変動が大きくなる)。ソバは他家受粉(異型花柱間の受粉)で訪花昆虫に依存するため、開花期の天候が結実を左右しやすい。
見に行く所
開花数に対する結実の付き具合、訪花昆虫(ミツバチ等)の飛来状況、しおれの有無。

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ぶどう

果実肥大期:過度でない範囲で乾燥・軽い水ストレスが続く

起きやすいこと
軽い水ストレスは糖度向上・果実品質向上につながりやすい一方、乾燥が強くなると樹勢低下・果粒肥大不良に転じやすい条件(AGRIX)。
見に行く所
果粒の肥大速度、葉のしおれ具合、糖度(Brix)の推移。

着色期:乾燥・高温が続く

起きやすいこと
うどんこ病(Erysiphe necator)が出やすい条件(AGRIX:乾燥高温で誘発)。
見に行く所
果粒・葉表面の白い粉状の病斑。

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りんご

幼果期・生理落果期:高温・乾燥が続き水分ストレスがかかる

起きやすいこと
生理落果が助長されやすい条件。着果量(葉果比)の設計と絡み、小玉化や翌年の花芽減(隔年結果)につながる要因の一つになりうる。
見に行く所
落果の量とタイミング、葉のしおれ、着果数(葉果比)。

果実肥大期:高温・乾燥が続いたあとに降雨や急なかん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
ビターピット(苦土病)が出やすい条件(データ:N過多・水分不安定・カルシウム不足の組み合わせが要因)。気象は水分急変という誘発条件を示すに留まる。
見に行く所
果皮のくぼんだ斑点(貯蔵中に顕在化することもある)、葉の徒長・濃緑(N過多の兆候)、着果量。

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梨

果実肥大期:連続降雨のあとに急な乾燥が続く、または降雨と乾燥が繰り返す(水分急変)

起きやすいこと
裂果・ユズ肌(果皮が粗くなる症状)が出やすい条件(AGRIX:「ユズ肌・裂果は水分急変・カルシウム関連」)。
見に行く所
果皮の裂け・ひび、果面の粗さ(ユズ肌)、株元の土壌の乾湿ムラ。カルシウム移行・根圏ECは気象からは推定に留まり現地確認が必要。

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桃

果実肥大期:連続降雨や過潅水で土壌水分が急激に増える(乾燥から一転して多湿になる等)

起きやすいこと
核割れ(はち割れ)が出やすい条件とされる(データ:早期の急激肥大・過潅水・過摘果・ホウ素関連)。同様に裂果も出やすい条件。
見に行く所
核付近の果肉の割れ、果皮の裂け、株元土壌の乾湿ムラ。

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サクランボ

幼果・果実肥大期:高温・乾燥に強風が重なり土壌が乾く

起きやすいこと
水分ストレスによる果実肥大不良・小玉化が出やすい条件。
見に行く所
葉のしおれの回復状況、株元の土壌の乾き具合。

成熟期(収穫前):乾燥した状態のあとに降雨やかん水が入り、土壌水分が急変する

起きやすいこと
果実が急激に吸水し裂果を助長しやすい。カルシウムの移行不足も重なりやすい条件。
見に行く所
裂果の発生パターン(急な降雨後に増えていないか)、株元の土壌の乾湿ムラ。

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柿

幼果期・生理落果期(ヘタすき):高温・乾燥に強風が重なる

起きやすいこと
水分ストレスによる樹勢の乱れが落果を助長する可能性がある条件。
見に行く所
日中の葉のしおれ、株元の土壌の乾き具合、落果の増減。

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ブルーベリー

着果・果実肥大期:高温・乾燥が続き、連続無降雨日数が増える

起きやすいこと
ブルーベリーは細根が浅く根毛が少ない(菌根依存)ため水分ストレスを受けやすい条件。果実肥大の停滞・小玉化につながりやすい。
見に行く所
葉のしおれ・巻き、株元マルチ下の土壌の乾き具合(現地確認)、果実肥大の停滞。

収穫後・新梢伸長期(花芽分化準備):収穫後に高温・乾燥が続く

起きやすいこと
浅根のため水分ストレスを受けやすく、新梢の充実や翌年の花芽形成に影響しやすい条件。
見に行く所
新梢の伸び具合、葉のしおれ・落葉の有無。

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キウイフルーツ

果実肥大期:高温・乾燥が続く(盛夏)

起きやすいこと
葉面積が大きく需水量の大きい樹種のため、水ストレスによる葉の萎凋・果実肥大の停滞が出やすい条件。
見に行く所
日中の葉のしおれと夕方の回復状況、果実肥大の停滞、かん水間隔。

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梅

幼果肥大期(生理落果):着果期に高温・乾燥や日照不足が続く(着果過多・樹勢不安定と重なる場合を含む)

起きやすいこと
生理落果(受粉不良・着果過多・樹勢不安定が要因)が出やすい条件。気象単独で確定するものではなく、樹勢バランスを崩す一因として働く。
見に行く所
幼果の落下数、新梢の伸びと着果量のバランス、葉の萎れ・葉色。

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栗

幼果・肥大期:高温・乾燥が続き土壌が乾く(降雨が少ない状態が続く)

起きやすいこと
果実(イガ・種実)の肥大不良につながりやすい条件。
見に行く所
イガの肥大の遅れ、葉のしおれ、株元の土壌の乾き具合(土壌水分は気象からは推定に留まり現地確認が必要)。

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イチジク

夏果・秋果肥大期:高温・乾燥(強い日射・少雨)が続く

起きやすいこと
浅根性のため水分ストレスの影響を受けやすく、果実肥大が停滞しやすい。
見に行く所
葉のしおれ・巻き、株元土壌の乾き具合、果実肥大の停滞。

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スモモ

果実肥大期:高温・乾燥が続いたあとに降雨や多量のかん水が入る

起きやすいこと
急な吸水で果実の肥大・膨圧が急変しやすく、裂果につながりやすい条件。
見に行く所
果実肥大の急な進み、裂果の有無、直近の降雨・かん水の履歴。

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アンズ

幼果・摘果期:晩霜を免れ、開花期の天候に恵まれて着果が順調な年(高温・少雨傾向で生育が進む)

起きやすいこと
着果が多くなりやすく、摘果による葉果比の確保が必要になりやすい時期。摘果の要否は現地の着果状況で判断が必要。
見に行く所
着果数と葉数のバランス(葉果比)、幼果の肥大の進み方、豊作年かどうかの見極め。

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みかん・柑橘

幼果・肥大期:乾燥が続く(連続無降雨日数が長い・飽差が高い状態)

起きやすいこと
果実肥大不良・落果が出やすい条件。
見に行く所
果実肥大の遅れ、落果の増加、葉のしおれ。

成熟・着色期(糖度上昇):成熟期に適度な乾燥(少雨・連続無降雨)が続く

起きやすいこと
水ストレスにより糖度が上昇しやすい条件(AGRIX:成熟期の適度な水ストレスで糖度上昇)。ただし乾燥が過度になると果実肥大不良・落果につながりやすい。
見に行く所
果実の肥大停滞・しおれの有無、糖度(Brix)の推移。マルチ・断根等の水分制御の実施状況は現地確認。

収穫期:乾燥が続く

起きやすいこと
ミカンハダニ等のハダニ類が増えやすい条件(一般的知見:乾燥を好む)。
見に行く所
葉裏のかすり状の食害痕、クモの巣状の糸。

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茶

新芽伸長・摘採期(一番茶〜三番茶):適温(18〜25℃)を大きく上回る高温が続き、あわせて乾燥する

起きやすいこと
新芽の伸長停滞や硬化が早まりやすく、二番茶・三番茶の品質(柔らかさ・うま味の乗り)が低下しやすい条件。乾燥ストレスが強まると萎凋・生育停滞にもつながりうる。
見に行く所
新芽の伸長速度、葉の硬化・光沢の出方、株元の土壌の乾き具合(現地確認)。

新芽伸長・摘採期(一番茶〜三番茶):梅雨明け後などに高温・乾燥が続く

起きやすいこと
カンザワハダニなどのハダニ類が増えやすい高温乾燥条件(ハダニ類は一般に高温乾燥で増殖しやすい)。
見に行く所
葉裏のダニの付着やかすり状の食害痕、葉の光沢低下。

整枝・更新期(摘採後):ならし・深刈り・中切り・台切りなどの更新作業後に高温・乾燥が続く

起きやすいこと
樹体への負担が大きい回復期に高温乾燥が重なると、萌芽・新葉展開の回復が遅れやすい条件。
見に行く所
更新後の萌芽の揃い方、新葉の展開状況、樹冠の萎れ。

秋冬期・休眠期:秋〜冬季に少雨・乾燥が長期間続く

起きやすいこと
樹体の水分ストレスが翌春の萌芽や一番茶の生育に影響しうる条件(気象からは推定に留まる)。
見に行く所
土壌の乾き具合(現地確認)、葉の萎れ・落葉の有無。

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自分の畑の作物を、今日の天気と写真で見てもらうなら

AGRIX AI は、作物の写真から病気・害虫・生理障害を見分け、地域の天気予報と生育の段階を重ねて「今日なにを見に行くか」を出すアプリです。このページの内容は、アプリが判断に使っているデータの一部です。

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ほかの天気

霜・凍害低温高温・猛暑大雨・長雨高湿度・結露強風・台風日照不足

このページについて AGRIX AI に入っている作物の「天気への反応」と「病害虫の出やすい条件」のデータを、そのまま読みやすく並べたものです。数値は一般的な目安で、品種・地域・作型で変わります。病害虫の発生を言い当てるものではなく、「出やすい条件」と「見に行く所」を示しています。

農薬を使うときは、ラベルの登録内容と、お住まいの県の病害虫防除所が出す情報・防除指針に従ってください。

作り方:AGRIX AI のデータ(作物66種の天気への反応・22作物の病害虫の条件)から、プログラムで1作物1ページに並べています。文章や数値は足していません。データを直すと、このページも作り直します。

作成:北島真史(RAIXEN・AGRIX AI 開発)。元専業農家(ブロッコリー4ha・ネギ・ズッキーニほか10年)、農業資材店で土壌診断と肥料・農薬の相談を担当、今は米6ha・ネギの兼業農家。著書『直売所で儲かる心理設計』。

最終更新 2026-11-03・AGRIX AI・作物の天気・病害虫の一覧・プライバシー