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大雨・長雨の対策を作物別に

66作物・条件 303件

大雨・長雨のときに作物ごとに起きやすいことと、まず見に行く所の要点です。詳しい内容(露地と施設の違い・確かさ)は各作物のページにあります。

トマト

開花期:日射不足が続く(梅雨・曇天・冬季の日照不足)

起きやすいこと
光合成低下で着果不良・草勢低下・糖度が乗りにくい。
見に行く所
花房の充実、葉色の薄まり、着果数。

着果・肥大期:高温・乾燥で飽差が高い(VPD>1.2目安)/かん水と降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
尻腐れ果が出やすい条件(AGRIX:Ca吸収阻害+EC過多+急激な乾湿変動)。蒸散過多で果実へのカルシウム移行が不足しやすい。
見に行く所
果実尻部の水浸状・黒褐変、日中のしおれ、株元土壌の乾湿ムラ。根圏ECは現地測定で確認。

着果・肥大期:連続降雨のあとに晴天で急に吸水が増える

起きやすいこと
果実の急激な肥大で裂果が出やすい条件。露地では土壌過湿による根圏酸素不足から青枯病等が出やすい条件にもなる(AGRIX:青枯病=高温多湿土壌・排水不良)。
見に行く所
果実表面の同心円・放射状の裂け、株全体の急なしおれ(導管褐変の疑い)、圃場の停滞水。

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ミニトマト

開花期:日射不足が続く(梅雨・曇天・冬季の日照不足)

起きやすいこと
光合成低下で着果不良・草勢低下・糖度が乗りにくい。
見に行く所
花房の充実、葉色の薄まり、房あたりの着果数。

着果・肥大期:高温・乾燥で飽差が高い(VPD>1.2目安)/かん水と降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
尻腐れ果が出やすい条件(AGRIX:Ca吸収阻害+EC過多+急激な乾湿変動)。蒸散過多で果実へのカルシウム移行が不足しやすい。ミニトマトは1株あたりの着果数が多く、限られたカルシウムが多数の果実に分散するぶん、症状が同時に複数果へ出やすい面がある。
見に行く所
果実尻部の水浸状・黒褐変(複数果に出ていないか)、日中のしおれ、株元土壌の乾湿ムラ。根圏ECは現地測定で確認。

着果・肥大期:連続降雨のあとに晴天で急に吸水が増える

起きやすいこと
果実の急激な肥大で裂果が出やすい条件。ミニトマトはトマトより裂果感受性が高く、この条件では同時期に着果している多数の果実で一斉に裂果が出やすい。露地では土壌過湿による根圏酸素不足から青枯病等が出やすい条件にもなる(AGRIX:青枯病=高温多湿土壌・排水不良)。
見に行く所
各段・各果房の果実表面の同心円・放射状の裂け(発生果数の広がり)、株全体の急なしおれ(導管褐変の疑い)、圃場の停滞水。

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キュウリ

開花期(着花・受粉):日射不足が続く(曇天・梅雨)

起きやすいこと
日積算光量の目安(18〜25 mol/m2/day)に届かず光合成が不足し、着果不良・草勢低下につながりやすい条件。
見に行く所
花房の充実、葉色の薄まり、着果数。

着果・肥大期:無降雨が続き乾燥したあとにまとまった降雨・かん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂果(急潅水で裂果しやすい)、また過乾燥局面では曲がり果・尻細りが出やすい条件。
見に行く所
果実表面の裂け、果形の曲がり、尻部の細り、株元の土壌の乾湿変化。

着果・肥大期:低温・多湿が続く(早春・晩秋の降雨)

起きやすいこと
黒星病が出やすい条件。
見に行く所
果実・葉の黒褐色の小斑点や陥没。

収穫期:高湿度・連続降雨が続く

起きやすいこと
べと病や、落花弁からの灰色かびなど収穫期の病害が出やすい条件。果実の傷み・日持ち低下につながりやすい。
見に行く所
葉の病斑の広がり、収穫果の傷み・日持ち、圃場の停滞水。

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ナス

着果・肥大期:土壌が乾燥した状態が続いたあと、まとまった降雨や急なかん水が入る

起きやすいこと
裂果が出やすい条件(AGRIX:急潅水が裂果を誘発)。
見に行く所
果実表面の裂け、株元の乾湿ムラ。

着果・肥大期:降雨・かん水が乏しく土壌の乾燥状態が続く

起きやすいこと
ボケナス(果肉の褐変・スポンジ化)や果皮光沢の低下が出やすい条件(AGRIX:過乾燥でボケナス発生・果皮光沢低下)。
見に行く所
果実の切断面の褐変・スポンジ状の有無、果皮のツヤ。

着果・肥大期:日照不足が続く(梅雨・曇天)

起きやすいこと
光合成低下による着果不良・草勢低下が出やすい条件。ボケナスの一因(日照不足)にもなりやすい(AGRIX)。
見に行く所
果実の肥大速度、葉色の薄まり、着果数。

着果・肥大期:高温・多湿(連続降雨・高湿度)が続く

起きやすいこと
青枯病(AGRIX:高温期多発、排水改善必須)、灰色かび(AGRIX:多湿下発生)、すすかび(AGRIX:葉裏ビロード状)が出やすい条件。半身萎凋病(片側黄化)にも注意。
見に行く所
株の萎凋パターン(片側か全体か)、葉裏のカビ・ビロード状の病斑、圃場の停滞水の有無。

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ピーマン

着果・肥大期:連続降雨や多かん水で圃場が過湿となり、それに高温が重なる

起きやすいこと
根圏の酸素不足・排水不良により根腐れ・疫病(Phytophthora等)が出やすい条件(AGRIX:過湿でPhytophthora増加、排水不良×高温で根腐れが典型失敗構造として挙げられている)。
見に行く所
株の急な萎凋、地際部の変色、圃場の停滞水、畝間の水はけ。

収穫期:高湿度・多雨が続く(開花・着果期と同様の低VPD・結露条件が継続)

起きやすいこと
灰色カビ等による果実・果梗の傷みが出やすい条件(AGRIXの灰色カビに関する知見を収穫期の状況にも援用)。
見に行く所
収穫果・株上果の腐敗、果梗部の褐変、収穫果の日持ち。

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ししとう・唐辛子

開花・着果期:高温・乾燥で飽差が高い状態と、かん水や降雨による土壌水分の急変が重なる

起きやすいこと
尻腐れ果が出やすい条件(AGRIX:Ca輸送不全=EC過多・急激な乾湿変動・高温)。
見に行く所
果実尻部の水浸状・黒褐変、株元土壌の乾湿ムラ。根圏ECは現地測定で確認。

開花・着果期:連続降雨・多湿で圃場が過湿になる

起きやすいこと
疫病・青枯病が出やすい条件(AGRIX:高温多湿・土壌排水不良で発病しやすい)。根の傷みにもつながりやすい。
見に行く所
株の急なしおれ・萎凋、葉の黄化、圃場の停滞水、茎の変色(導管褐変の疑い)。

連続収穫期:高湿度・連続降雨が続く

起きやすいこと
疫病・うどんこ病・斑点細菌病等が出やすい条件(AGRIX AI の知見に基づく病害群)。連続収穫で株の負担が大きい時期は影響を受けやすい。
見に行く所
葉表・葉裏の病斑、白い粉状のカビ、葉の黄化・落葉の広がり。

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オクラ

生育・着莢期(開花〜収穫開始):乾燥が続く(高温期に降雨・かん水が不足)

起きやすいこと
莢の硬化・イボ果・生育停滞が出やすい条件(乾燥は莢の硬化・イボ果につながりやすく、高温期は需水量が大きい)。
見に行く所
収穫適期を過ぎた莢の硬さ・表面のイボ状変形、日中の株の萎れ、土壌の乾き。

生育・着莢期(開花〜収穫開始):過湿が続く(連続降雨・多湿土壌)

起きやすいこと
根傷みが出やすい条件。
見に行く所
圃場の停滞水、株の萎れ・下葉の黄化、排水状況。根の状態は気象からは推定に留まり現地確認が必要。

連続収穫期(収穫最盛・草勢維持):日照不足が続く(曇天・長雨)

起きやすいこと
草勢低下・着莢数の減少が出やすい条件。
見に行く所
葉色の薄まり、開花数・着莢数の減少、下葉の落葉。

連続収穫期(収穫最盛・草勢維持):多湿(高湿度・連続降雨)が生育後半に続く

起きやすいこと
うどんこ病・葉すす病が出やすい条件(生育後半に発生しやすいとされる)。
見に行く所
葉表の白い粉状のカビ、葉のすす状の汚れ、下葉の状態、アブラムシの発生有無(すす病はアブラムシの排せつ物が誘因となることがある)。

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ゴーヤ

着果肥大・草勢維持期:過湿(連続降雨・排水不良)が続く

起きやすいこと
データでは「過湿→根傷み・うどんこ/べと」とされる。根の傷みから草勢低下につながりやすく、多湿は病害の出やすい条件にもなる(現地確認要)。
見に行く所
圃場の停滞水・排水状況、株元の萎れ、葉のうどんこ病様の白斑やべと病様の黄斑の有無。

収穫期(連続収穫):収穫適期(開花後15〜20日前後)に高温・降雨等で圃場作業が滞りやすい日が続く

起きやすいこと
データでは採り遅れによる果実の黄変・裂開・株の消耗が指摘されている。収穫が滞ると次の着果や草勢にも影響しやすい。
見に行く所
果実の黄変・裂開の有無、イボの張り具合、株の消耗(葉色・つるの伸び)。

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ズッキーニ

定植・活着期:定植期に降雨が続き株元の土壌が過湿になる

起きやすいこと
根傷み・活着不良。過湿は後の生育期の疫病・うどんこ病リスクにもつながりやすい条件。
見に行く所
株元の停滞水、日中のしおれの有無、新根の発生状況(根の状態自体は現地確認が必要)。

開花・受粉期:低温(生育適温を下回る)や降雨が続き、訪花昆虫の活動が鈍る

起きやすいこと
受粉不良になりやすい条件。ズッキーニは雌雄異花・虫媒で、受粉不良の果実は途中で腐り落ちやすい。単為結果性品種であれば影響を受けにくい。
見に行く所
着果後の果実基部の腐敗・脱落、訪花昆虫(ハチ等)の飛来状況、雌花・雄花の開花タイミングのずれ。

着果・肥大期:降雨や高湿度が続き、株まわり・土壌が過湿になる

起きやすいこと
疫病・べと病が出やすい条件。先端腐敗(受粉不良・Ca不足・過湿が関与)も出やすくなる条件。
見に行く所
果実先端部の褐変・軟化、葉裏のカビ・斑点、株元の停滞水。

収穫期(連続収穫):多湿・連続降雨が続く収穫期

起きやすいこと
収穫果の傷み・日持ち低下、疫病・べと病等が出やすい条件が重なりやすい。
見に行く所
収穫果の表面の傷み・カビ、株元の多湿・停滞水。

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カボチャ

育苗期:日照不足(曇天・長雨)が続く

起きやすいこと
光合成不足で徒長・苗質低下につながりやすい。
見に行く所
茎の太さ、葉色の薄まり、節間の間延び。

定植・活着期:強風が続き、かつ乾燥(降雨が少ない)状態が重なる

起きやすいこと
活着前の苗が水分ストレスを受けやすく、葉傷み・活着不良になりやすい。地這い栽培ではつるの向きの乱れにも留意。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

肥大期:高温多湿(降雨や高湿度)が続く

起きやすいこと
疫病・べと病が出やすい条件(データ:疫病・べと病は多湿で発生)。過湿は草勢過多(つるぼけ傾向)を助長しやすい面もある。
見に行く所
葉裏の病斑、株元・地這い部分の停滞水、つるの伸び方と着果のバランス。

肥大期:無降雨が続き乾燥した状態が続く(肥大期)

起きやすいこと
カボチャは乾燥にやや強い作物だが、肥大期は需水期にあたり果実肥大が鈍りやすい。
見に行く所
果実の肥大スピード、葉のしおれと回復の有無。

肥大期:日照不足(曇天・長雨)が続く

起きやすいこと
光合成低下により果実肥大・でんぷん蓄積が鈍りやすい。
見に行く所
葉色、果実肥大の停滞。

収穫期・追熟期:収穫前に降雨が続き土壌水分が高い状態が続く

起きやすいこと
でんぷん蓄積・日持ちが低下しやすい条件(データ:収穫前は水を控えることででんぷん・日持ちが向上する)。
見に行く所
交配後日数・果梗のコルク化(収穫適期の確認)、果実の水っぽさ。

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スイカ

着果前・草勢管理期(つるぼけ注意):曇天・降雨が続き日照不足の状態が続く

起きやすいこと
草勢が徒長方向に傾きやすく、施肥設計(窒素)と重なると「つるぼけ」(草勢過多で雌花不良・着果不良になる状態)が助長されやすい条件(AGRIX:着果前のN過多がつるぼけ・雌花不良の主因、日照不足は相対的な草勢過多を助長する側面)。
見に行く所
つるの伸長スピード、葉色の濃さ、雌花の着き方・着果の有無。

開花・受粉期:開花期に低温が続く、または降雨・強風で訪花昆虫の活動が鈍る

起きやすいこと
受粉不良・着果不良につながりやすい条件(AGRIX:低温・訪花不足時は人工受粉が必要)。
見に行く所
雌花の開花状況と着果の有無、訪花昆虫(ミツバチ等)の活動、人工受粉の要否。

肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨があり、土壌水分が急変する(急激乾湿)。特に肥大後期の多雨。

起きやすいこと
裂果・空洞果が出やすい条件(AGRIX:急乾湿・肥大後期の多雨は裂果・空洞果の主因)。
見に行く所
果実表面の裂け・ひび、収穫時の空洞の有無、圃場の停滞水・排水状態。

収穫前・収穫期:収穫前の期間に降雨が続き、水分を絞りきれない状態が続く

起きやすいこと
糖度が上がりにくい条件(AGRIX:収穫前は水を絞ることで糖度・日持ちが向上する。過潅水は糖度低下の一因)。
見に行く所
糖度(Brixがあれば)の推移、果実の締まり、圃場の水はけ。

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メロン

定植・活着期:降雨後に土壌が過湿な状態が続く/逆に高温乾燥と強風が重なる

起きやすいこと
過湿は根の酸素不足につながり、活着不良やつる割病(Fusarium oxysporum f.sp. melonis)の初期感染が起こりやすい条件(データ:排水最優先)。乾燥+強風は苗の水ストレスでしおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
畝間・株元の停滞水の有無、日中のしおれが夕方までに回復するか、株元土壌の乾き具合。

交配・着果期:相対湿度が高い状態が続く/連続降雨

起きやすいこと
うどんこ病・べと病・疫病等が出やすい条件(データにある主要病害群)。
見に行く所
葉裏の斑点・カビ状のもの、葉の黄化、株全体の萎凋。

肥大期(水分制御・ネット形成期):交配後の計画的な潅水制御(水を絞る)期間中に降雨がある、または降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
過潅水・急激な水分変化は裂果・発酵果・糖度低下につながりやすい条件(データ:水分制御が肥大期の核心)。ネット系は計画的な乾湿変化でネットを発現させるため、想定外の降雨で水分コントロールが崩れやすい。
見に行く所
果実表面・ヘタ周辺の亀裂、株元の土壌水分状況(気象からは推定に留まり、実際の潅水記録と合わせた現地確認が必要)。

肥大期(水分制御・ネット形成期):連続無降雨・高温乾燥が続く、または降雨後に急な乾燥へ転じる

起きやすいこと
過度の水分ストレスは肥大不良につながりやすい条件。一方で収穫前の適度な水分制限は糖度確保に必要な工程でもある(データ)。
見に行く所
葉のしおれが回復するか、果実肥大の停滞の有無。

収穫期:収穫直前に降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
裂果・発酵果、日持ち低下が出やすい条件。離層(T字ヘタ)の形成など収穫適期の判断にも影響しうる。
見に行く所
ヘタ周辺の離層の状態、香りの立ち方、果実表面の状態。

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イチゴ

開花・授粉期:強風・連続降雨が続き送粉昆虫の活動が妨げられる

起きやすいこと
訪花頻度の低下による受粉不良・奇形果が出やすい条件。
見に行く所
施設換気口の開閉状況、降雨時の訪花状況、着果の乱れ。

収穫期:連続降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
灰色かび病等の多湿性の果実腐敗が出やすい条件。窒素過多と重なるとさらに助長されやすいとされるが、窒素の過不足は気象からは判断できない。
見に行く所
果実・がく・葉のカビ、収穫果の日持ち。

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スイートコーン

播種・出芽期:播種直後に降水が少なく、連続して土壌表層が乾く

起きやすいこと
種子周辺の水分不足で出芽不良になりやすい条件。播種深が浅い場合はさらに乾燥・鳥害の影響を受けやすいとされる。
見に行く所
株元の土壌の乾き具合、出芽率・出芽そろい、鳥による種子・幼苗の食害跡。

生育期(茎葉伸長・雄穂分化):連続降雨や排水不良による停滞水(圃場に水がたまった状態が続く)

起きやすいこと
根の酸素不足から根腐れ、その後の転流停止につながりやすい条件(水田転換畑など排水不良地で出やすいとされる)。
見に行く所
圃場の停滞水・排水状況、下位葉の黄化・しおれ、根の様子(可能であれば抜き取り確認)。

出穂・開花期(雄穂抽出〜絹糸抽出):この時期に降水が少なく乾燥が連続する

起きやすいこと
出穂〜登熟期は需水が最大となる時期で、乾燥が続くと先端不稔・粒の不揃いにつながりやすい条件。安定した水分供給が甘さにも影響するとされる。
見に行く所
株元の土壌の乾き具合、絹糸の伸長状況、しおれの有無。

登熟期:登熟期に降水が少なく乾燥が続く

起きやすいこと
粒の充実不足・粒の不揃いが出やすい条件(出穂〜登熟の需水最大期の延長にあたる)。
見に行く所
粒の充実度、株全体のしおれ、かん水履歴との対応。

登熟期:乾燥が続いたあとにまとまった降雨がある

起きやすいこと
乾燥後に病原菌が侵入しやすい条件が重なり、茎腐病(Fusarium、維管束を侵し萎凋・倒伏につながる)が出やすい条件とされる。
見に行く所
茎の変色・軟化、株の急なしおれや倒伏、圃場のカリ(K)施肥履歴。

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キャベツ

定植・活着期:日最高気温が高く(目安30℃以上)乾燥(連続無降雨・強い日射)が続く

起きやすいこと
活着遅れ・苗の水ストレス。乾燥が強く長引くと根が伸びにくくなる条件(AGRIX:土壌水分張力の目安SMP43kPa以上が5日続く乾燥で減収6割相当という知見あり。ただし土壌水分張力は気象からは直接わからず現地確認が必要)。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合、新葉の展開状況。

定植・活着期:定植後に強い降雨が続き圃場に水が停滞する

起きやすいこと
根の酸素不足による活着不良。停滞水が続き土壌が酸性側(pH6.0未満)に傾いている場合は根こぶ病が出やすい条件(AGRIX:根こぶ病=pH<6.0+土壌飽和)。
見に行く所
圃場の停滞水・排水状況、株の生育停滞、根の状態(現地掘り取り確認)。

生育期(結球前期):高温(目安30℃前後)が続いた状態で降雨や停滞水により多湿になる

起きやすいこと
軟腐病(株元・葉基部が水浸状に腐敗し悪臭を伴う)が出やすい条件(AGRIX:温度30℃前後で発生しやすい)。
見に行く所
株元・結球基部の異臭・軟化、圃場の停滞水。

生育期(結球前期):高温が続いた直後に強い降雨で圃場が冠水・停滞水になる

起きやすいこと
高温と多湿・停滞水が重なると生育への影響が大きくなりやすい条件(AGRIX:高温+停滞水の重なりで収量2〜4割減の恐れという知見)。
見に行く所
株全体の生育停滞・しおれ、圃場の排水状況。

結球期:結球が進んだ状態で高温・多湿(連続降雨や停滞水を伴う)が続く

起きやすいこと
結球内部が密で蒸れやすく、軟腐病・黒腐病が出やすい条件(AGRIX:軟腐病=温度30℃前後、黒腐病=温度25℃超+湿度80%超)。
見に行く所
結球の異臭・変色、外葉の褐変、圃場の停滞水。

結球期:高温・乾燥が続いた後に急な降雨や過剰かん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂球(結球が急激に水を吸って割れる)が出やすい条件。
見に行く所
結球表面の裂け目、収穫適期を過ぎていないか。

収穫期:収穫前に高温・多湿(降雨後の蒸れ等)が続く

起きやすいこと
軟腐病・黒腐病による腐敗・品質低下が出やすい条件。収穫後の日持ちにも影響しやすい。
見に行く所
結球基部・外葉の腐敗臭や変色、収穫物の傷み具合。

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白菜

結球期(肥大期):降雨が続き圃場が過湿な状態が続く(連続降雨・高湿度)

起きやすいこと
酸性・過湿を好む根こぶ病(土壌伝染性)が出やすい条件。特に排水不良の圃場でリスクが上がりやすい。
見に行く所
生育不良株を抜き取っての根部のこぶ状肥大、萎凋の有無、圃場の停滞水・排水状況。土壌pH・排水性は気象からは推定にとどまり、現地の土壌診断が必要。

結球期(肥大期):連続降雨のあとに急に晴天・乾燥に転じる、または多湿と乾燥が短期間で入れ替わる(急激な乾湿変動)

起きやすいこと
結球内部の若葉へのカルシウム輸送が不足し、縁腐れ症が出やすい条件。高EC・N過多と重なると助長されやすい。
見に行く所
結球内部の若葉の縁の褐変・腐れ、急な乾湿後のしおれと回復状況。根圏ECは現地測定で確認。

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レタス

結球・生育期(チップバーン注意期):降雨が続く、または曇天・日照不足が続き高湿度が続く

起きやすいこと
べと病(Bremia lactucae)・菌核病・灰色かび病・軟腐病が出やすい条件。
見に行く所
葉裏の霜状のカビ(べと病の疑い)、地際部の軟化・異臭(軟腐病の疑い)、株元の白色菌糸や黒色の菌核(菌核病の疑い)。

結球・生育期(チップバーン注意期):高温が続き、降雨が少なく乾燥気味の状態が続く

起きやすいこと
アブラムシなど吸汁性害虫が活動しやすい条件(高温乾燥期に活動が活発になりやすい一般的傾向)。ウイルス(レタスモザイク等)媒介にも注意。
見に行く所
葉裏のアブラムシの寄生、モザイク症状(葉の退緑・縮み)の有無。

収穫期:降雨中・降雨直後の収穫

起きやすいこと
水分が付着した状態での収穫・調製となり、腐敗や軟腐病の進行が早まり、日持ちが短くなりやすい条件。
見に行く所
収穫物の水分付着、傷み・変色の進行速度。

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ブロッコリー

花蕾分化・肥大期:高温や降雨後の急な吸水などで生育が急激に進む

起きやすいこと
空洞茎(ホロースティム)が出やすい条件(急激生育・ホウ素不足・窒素過多や密度も関与)。
見に行く所
収穫時の茎断面に空洞がないか、株間・栽植密度、生育スピードが計画より速すぎないか。

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カリフラワー

花蕾形成・肥大期:高温・多湿(相対湿度が高い状態)が続く、または連続降雨で圃場が過湿になる

起きやすいこと
軟腐病・べと病が出やすい条件。過湿・排水不良は根こぶ病を助長しやすい環境条件の一つになる。
見に行く所
花蕾・葉柄の水浸状変色や異臭(軟腐病を疑う所見)、葉裏のかび状病斑(べと病を疑う所見)、株元の停滞水の有無。根の状態(根こぶの有無)は抜き取りによる現地確認が必要。

花蕾形成・肥大期:乾燥や多雨で土壌水分・吸水量が不安定になる

起きやすいこと
ホウ素欠乏(花蕾の褐変)やモリブデン欠乏(新葉が細く筋状になる「鞭状葉(whiptail)」)は主に根圏・施肥側の要因だが、乾燥・多雨による吸水変動が助長要因になりうる。
見に行く所
花蕾の褐色斑の有無、新葉の鞭状葉症状の有無。

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ほうれん草

発芽期:播種後に降雨がなく乾燥が続く

起きやすいこと
覆土層が乾いて発芽揃いが悪くなりやすい条件。
見に行く所
播種列の土壌の乾き具合、発芽の遅れ・欠株。

生育期(葉数増加・肥大期):降雨が続く、またはかん水頻度が高く土壌が過湿な状態が続く

起きやすいこと
生育が緩慢になり軟弱徒長に傾きやすい条件(AGRIX:過潅水→糖希釈)。過湿が続くと根圏の酸素不足(気相不足)につながりやすいが、これは気象からは推定に留まり土壌の物理性の現地確認が必要。
見に行く所
葉色の濃淡・徒長の有無、株元の土壌の停滞水・ぬかるみ。

収穫期:収穫適期に降雨が続く

起きやすいこと
収穫作業の遅れによる過熟・とう立ちの進行、濡れた状態での作業による傷み・病斑の見逃しにつながりやすい。
見に行く所
株の締まり・葉の傷み、圃場のぬかるみ具合。

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小松菜

発芽・育苗期:播種後に降雨や高湿度が続き、土壌表面が過湿な状態が続く

起きやすいこと
苗立枯病が出やすい条件。過湿は初期の根の伸長不良にもつながりやすい。
見に行く所
苗立枯れの発生(子葉期のしおれ・倒伏)、株元の湿り具合、発芽後の欠株率。

発芽・育苗期:播種後に無降雨・低湿度が続き、表土が乾燥する

起きやすいこと
発芽不揃い・初期生育不良につながりやすい条件(播種直後は十分な水分が必要とされる)。
見に行く所
発芽率のムラ、地表の乾き具合、かん水後の回復状況。

生育期(伸長期・抽台リスク期):降雨が続き相対湿度が高い状態(過湿)が続く

起きやすいこと
白さび病(春秋の多湿期に出やすい)、炭疽病(梅雨期に出やすい)、軟腐病(高温多湿で出やすい)が出やすい条件が重なりやすい。
見に行く所
葉表・裏の白い斑点や隆起(白さび)、葉に生じる褐色の斑点(炭疽)、株元の軟化・異臭(軟腐)。

収穫期:収穫前後に降雨が続き、株や圃場が濡れた状態になる

起きやすいこと
濡れたままの収穫・調製は鮮度低下や軟腐等の傷みにつながりやすい条件。
見に行く所
収穫物の葉の傷み・変色、株元の泥はね・汚れ、圃場の停滞水の有無。

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チンゲン菜

生育期(株張り):降雨や曇天が続き相対湿度の高い状態が持続する(特に密植ほ場)

起きやすいこと
白さび病・べと病が出やすい条件(AGRIX:多湿型、密植回避・株元潅水が有効とされる)。
見に行く所
葉裏の白色の斑点・膨れ(白さび病)、葉の黄化やカビ状の病斑(べと病)、株間の通風・込み具合。

生育期(株張り):気温が高い状態で多湿・降雨後の停滞水がある(株に傷がある場合はさらに注意)

起きやすいこと
軟腐病が出やすい条件(AGRIX:高温多湿・傷が誘因、施肥や排水状態も関与)。
見に行く所
株元の腐敗臭・水浸状の変色、圃場の停滞水・排水状態。窒素施肥の状況は気象からは判断できず現地確認が必要。

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春菊

育苗期(発芽・本葉展開):降雨・多湿が続き育苗床が過湿になる

起きやすいこと
立枯病(Rhizoctonia/Pythium)が出やすい条件(AGRIX:過湿・育苗時に発生)。
見に行く所
苗の地際のくびれ・倒伏、苗床の停滞水の有無、根の変色。

生育期(本葉展開・株張り):降雨が続き、圃場・株間が多湿の状態が続く

起きやすいこと
べと病(Peronospora)・炭疽病が出やすい条件(AGRIX:多湿で発生)。
見に行く所
葉裏の霜状カビ・黄斑(べと病を疑う所見)、葉・茎の褐色病斑(炭疽病を疑う所見)、株間の風通し・密植の程度。

収穫期(抜き取り):収穫前に降雨・多湿が続く

起きやすいこと
べと病・炭疽病などの病斑が残った状態での収穫となり、収穫物の外観・鮮度が低下しやすい条件。
見に行く所
収穫物への病斑の混入、株元の泥はね・汚れの程度。

収穫・再生期(摘み取り型):日照不足(曇天・梅雨)が続く

起きやすいこと
再生した側枝の生育が緩慢になり、次回摘み取りまでの期間が延びやすい条件。
見に行く所
側枝の伸長速度、葉色の薄まり。

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水菜

生育期(葉数拡大期):相対湿度が高い状態が続く、または連続降雨・夜露で葉面が濡れた状態が続く

起きやすいこと
白さび病(Albugo)・べと病が出やすい条件(AGRIX:いずれも多湿で助長)。
見に行く所
葉裏の白色〜黄白色の斑点状病斑(白さび)、葉表の黄斑・葉裏のカビ状変色(べと病)。

生育期(葉数拡大期):高温と多湿が同時に続く(梅雨・盛夏の降雨後など)

起きやすいこと
軟腐病が出やすい条件(AGRIX:高温多湿・N過多で助長)。窒素過多かどうかは気象からは判断できない。
見に行く所
株元・葉柄基部の水浸状変色・異臭、生育点付近の腐敗の有無。

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ニラ

株養成期(定植〜1年目育成):連続無降雨日数が続く乾燥+高温

起きやすいこと
定着不良・活着遅れとなり、株養成が遅れやすい条件。
見に行く所
葉のしおれ、株元表土の乾き具合、夕方までのしおれ回復。

刈取り再生期(本圃・周年繰り返し):相対湿度が高い状態(目安85%以上)が続く、または連続降雨・結露

起きやすいこと
白斑葉枯病・さび病が出やすい条件(AGRIX:多湿で発生)。
見に行く所
葉表面の白斑・すす状の病斑、赤褐色の斑点、下葉の状態。

刈取り再生期(本圃・周年繰り返し):連続降雨や高湿度が続き土壌が過湿な状態(気象からは推定に留まり現地確認が必要)

起きやすいこと
乾腐病・株腐れが出やすい条件(AGRIX:老化株・過湿)。特に株齢が高い・疲弊している株ではリスクが高まりやすい。
見に行く所
株元の変色・軟化・異臭、葉の黄化・しおれ、圃場の停滞水。

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セロリ

定植・活着期:定植後に高温・乾燥(連続無降雨)が続く、または強風が重なる

起きやすいこと
セロリは乾燥に極めて弱く、活着前の根が浅い時期に水分不足になると活着遅れ・生育停滞を招きやすい条件。
見に行く所
定植苗のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合、新葉展開の有無。

生育期(茎葉伸長・肥大期):乾燥(連続無降雨・高VPD)が続く

起きやすいこと
生育停滞、スジ硬化、裂茎、芯腐れ(Blackheart)が出やすい条件。乾燥はカルシウムの体内輸送を妨げ、芯腐れの主要な誘因となる(AGRIX:芯腐れ=Ca輸送不全〈乾燥・急生育・EC過多〉)。
見に行く所
新葉展開の停滞、茎の硬さ・スジっぽさ、株の芯(生長点付近)の黒変、株元土壌の乾き具合。

生育期(茎葉伸長・肥大期):降雨と乾燥が急激に入れ替わる(連続降雨のあとの急乾燥、または潅水と降雨で水分状態が急変する)

起きやすいこと
急激な乾湿変動とそれに伴う急生育は、ホウ素欠乏型の茎割れ(裂茎)とCa輸送不全型の芯腐れを同時に招きやすい条件。
見に行く所
茎表面の縦方向の割れ、芯部の黒変、生育スピード(葉の展開間隔)の急変。

生育期(茎葉伸長・肥大期):多湿(高湿度)・連続降雨が続く

起きやすいこと
斑点病(Septoria)・軟腐病・うどんこ病等が出やすい条件(データ:多湿・連作で発生)。
見に行く所
葉の斑点・褐変、株元の軟化や異臭、葉表面の白い粉状のカビ。連作歴もあわせて確認。

収穫期:収穫期前後に乾燥(連続無降雨)が続く

起きやすいこと
筋張り(スジ硬化)が出やすい条件(データ:筋張り=乾燥・老化・高温)。株の食感・品質低下につながりやすい。
見に行く所
茎の硬さ・筋っぽさ、株の充実度、葉の色つや。

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ねぎ

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):まとまった降雨が連続し、圃場に停滞水が生じやすい状態が続く

起きやすいこと
土壌の酸素不足から根腐れ様の症状(根の褐変・伸長停止)が出やすい条件。気象からは土壌物理性そのものは判断できず、現地確認が必要。
見に行く所
圃場の停滞水の有無、25〜30cm層の硬盤感触、排水性、土寄せからの経過日数。

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):気温15℃前後で、降雨や結露により葉が濡れた状態が6時間程度以上続く

起きやすいこと
さび病が出やすい条件とされる。
見に行く所
葉表面のさび色の斑点、朝方の葉の濡れ具合、風通し。

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):まとまった降雨がなく乾燥した状態が続く(連続無降雨)

起きやすいこと
葉の伸長低下・肥大鈍化が出やすい条件。土壌が締まり吸水が停滞しやすい状態(pF2.5超が目安とされる)に近づいている可能性があるが、実際の値は現地測定が必要。
見に行く所
葉の伸長速度、日中のしおれ感、株元土壌の乾き具合。

生育期(葉鞘肥大・土寄せ期):高温・乾燥で蒸散が高まる状態と、降雨・かん水による急激な水分変動が重なる

起きやすいこと
カルシウムの移行が不足しやすい状態となり、葉先枯れ(チップバーン)や偽茎の軟弱化が出やすい条件。
見に行く所
葉先の枯れ込み、偽茎の締まり具合・倒伏の有無。

収穫期:まとまった降雨がなく乾燥した状態が続く(連続無降雨)

起きやすいこと
土壌が締まり、抜き取り時の抵抗が増しやすい条件(pF2.8超が目安とされる)。無理な抜き取りによる折損・表皮剥離につながりやすい状態と考えられる。
見に行く所
試し抜きでの抵抗感、表皮の状態、収穫予定株の土壌の乾き具合。

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タマネギ

りん茎肥大期:連続降雨や圃場が滞水しやすい状態が続く

起きやすいこと
排水不良は減収につながりやすい条件(AGRIX:排水不良で25〜70%の減収リスク)。長期間の滞水(目安として50日規模の湛水)では土壌の微生物活性・浸透性が大きく低下するとされる。
見に行く所
圃場の停滞水・ぬかるみの有無、株元・根の状態(現地での土壌確認が必要)。

りん茎肥大期:乾燥が続いたあとに急な降雨や多量のかん水が入り、土壌水分が急変する

起きやすいこと
急な吸水変化で球割れ・裂球や、過湿による根の障害につながりやすい条件。
見に行く所
球の割れ・裂けの有無、株元の停滞水。

収穫・乾燥期:収穫前の数週間、降雨が少なく乾燥した状態が続く

起きやすいこと
この時期の乾燥・かん水停止は乾物率を高め、貯蔵性を高める方向に働くとされる条件(AGRIX:乾物率+1%で貯蔵期間が2週間程度延びるとされる目安がある)。
見に行く所
葉の倒伏・枯れ具合(収穫適期のサイン)、球の乾き。

収穫・乾燥期:収穫期に降雨が続く、または高湿度の状態が続く

起きやすいこと
球の予備乾燥(キュアリング)が遅れ、腐敗・病害が出やすい条件になりやすい。
見に行く所
収穫後の球の表面の湿り、傷・軟化の有無。

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ニンニク

定植・活着期(秋植え):定植前後に降雨が続き、圃場に停滞水が生じる(連続降雨・排水不良)

起きやすいこと
ニンニクは浅根性で過湿に弱く、停滞水は根腐れ・活着不良や春腐病(細菌性、停滞水・傷・N過多で助長)の誘発条件になりやすい。
見に行く所
畝間・圃場の停滞水の有無、鱗片の腐敗臭・軟化、萌芽の遅れやムラ。

越冬期:融雪期や早春に降雨・融雪が重なり土壌が過湿になる

起きやすいこと
停滞水による根腐れ・春腐病の誘発条件になりやすい。越冬明けの生育立ち上がりが遅れる可能性。
見に行く所
融雪後の圃場の停滞水、株元の腐敗臭、萌芽・展葉の遅れ。

春の萌芽・生育期:曇天・降雨が続き日照不足になる

起きやすいこと
光合成が抑えられ葉数・葉面積の確保が遅れ、後の球肥大の素地となる葉の生育が鈍る可能性。
見に行く所
葉色の薄まり、葉数・草丈の進み具合、他圃場との生育差。

春の萌芽・生育期:降雨が続き圃場が過湿ぎみになる、かつ気温が上がり始める

起きやすいこと
春腐病・さび病・葉枯病など、多湿と気温上昇が重なる時期に出やすい病害の条件が揃いやすい。
見に行く所
葉先・葉身のさび状斑点(さび病)、褐色病斑(葉枯病)、株元の腐敗(春腐病)の有無。

球肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨でかん水量・土壌水分が急変する

起きやすいこと
N過多や後期高温と重なると二次生長(割れ球)や貯蔵性低下につながりやすい条件。急激な吸水による球の生理障害も気象からは推定される。
見に行く所
割れ球・二次生長球の有無、株元の乾湿ムラ、とう(花茎)の有無(早めの摘除対象)。

収穫前後(断水・乾燥)期:収穫前2〜3週間に降雨が続き、断水管理が難しい

起きやすいこと
収穫前の断水は貯蔵性向上のための管理とされ、降雨が続くと土壌水分が下がりにくく貯蔵性の低下につながりやすい条件。
見に行く所
株元・畝の土壌の乾き具合、外皮の充実(乾燥)度合い、葉の枯れ上がりの進み。

収穫前後(断水・乾燥)期:収穫時期に降雨・高湿度が続き、その後の圃場乾燥(首・表皮の乾燥)が進みにくい

起きやすいこと
収穫物の乾燥不良により腐敗・カビの発生や貯蔵性の低下が出やすい条件。
見に行く所
収穫球の首の締まり・表皮の乾き具合、腐敗臭やカビの有無。

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ラッキョウ

種球植付・活着期:植付期に多雨・過湿が続く

起きやすいこと
砂地でも排水不良が重なると種球の腐敗(乾腐病等)を招きやすい条件。健全でない種球を持ち込んだ場合は特にリスクが高まる。
見に行く所
種球・株元の変色や腐敗臭、圃場の停滞水の有無。

生育期(冷涼期生育・分球開始):相対湿度が高い状態が続く、または降雨後に葉が濡れた状態が続く(結露含む)

起きやすいこと
ネギ属に共通してさび病・白色疫病・軟腐病が出やすい条件。多湿・葉の濡れが続くと病斑が広がりやすい。
見に行く所
葉表面の橙色〜褐色斑点(さび病様)、葉の白色病斑、株元の軟化・異臭(軟腐病様)。

生育期(冷涼期生育・分球開始):日射不足が続く(曇天・降雨が多い時期)

起きやすいこと
光合成が低下し、株の充実や分球に向けた養分蓄積が鈍りやすい。
見に行く所
葉色の薄まり、葉数・株の張りの停滞。

分球・肥大期:多雨・過湿が続く、または乾燥から急に多雨へ転じる

起きやすいこと
砂地は排水性が高いが、極端な多雨や急激な乾湿変化が続くと分球バランスが乱れたり、球の腐敗(軟腐病・乾腐病)が出やすい条件になる。
見に行く所
株元・球の変色や軟化、分球数と球サイズのばらつき。

分球・肥大期:分施した直後に強い降雨がある(砂地は保肥力が低く分施が基本)

起きやすいこと
砂地は保肥力が低いため、強い降雨で肥料分が流亡しやすく、生育・分球への肥効が不安定になりやすい条件。
見に行く所
降雨後の葉色の変化、生育の停滞。

収穫・調製期:収穫適期前後に連続降雨がある

起きやすいこと
圃場が過湿になり掘り取り作業が難しくなるほか、球の傷み(軟腐等)が出やすい条件。
見に行く所
圃場の停滞水・ぬかるみ、葉の枯れ上がり(収穫適期のサイン)の確認。

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アスパラガス

萌芽・収穫開始期(早春):連続降雨・降水量が多い状態が続く

起きやすいこと
圃場が停滞水気味になると、株(クラウン)が呼吸障害を起こし根が傷みやすい条件(データ:過湿・停滞水は株腐敗・立枯につながる)。
見に行く所
畝間・株元の水はけ、若茎の変色や萎れ、圃場に水たまりが残っていないか。

収穫期(春どり):降雨が続き圃場に入りにくい状態が続く

起きやすいこと
収穫のタイミングを逃しやすく、取り遅れ・過熟が生じやすい。収穫の乱れは株の負担にもつながりうる。
見に行く所
圃場の水はけ・ぬかるみ、収穫を逃した過熟の若茎の有無。

茎枯病警戒期(梅雨〜多雨期):相対湿度が高い状態や連続降雨が続く(高温多湿)

起きやすいこと
茎枯病(Phomopsis asparagi)が出やすい条件(データ:日本におけるアスパラガスの最重要病害で、多雨により茎に病斑が出て枯死に至ることがある)。
見に行く所
親茎・擬葉の褐色病斑、茎の枯れ上がり、被害茎の有無。

茎枯病警戒期(梅雨〜多雨期):降雨が続いた後、圃場に停滞水・過湿が生じる

起きやすいこと
株腐敗・立枯(Fusarium等)が出やすい条件。連作圃場では特に警戒が必要(データ:連作障害はアレロパシー+Fusariumによる)。
見に行く所
株元の萎れ・黄化、圃場の停滞水、複数株にまたがる急な萎凋。

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大根

播種・発芽期:発芽期に高温・乾燥が続く(連続無降雨・低湿度)

起きやすいこと
覆土表面が乾燥し発芽揃いが悪くなりやすい条件。
見に行く所
発芽率・発芽揃いのムラ、覆土の乾き具合。

播種・発芽期:強い降雨の直後

起きやすいこと
土壌表面が締まりやすく(クラスト)、発芽の妨げになる条件になりうる。
見に行く所
覆土表面の固まり具合、発芽の遅れ・欠株。

幼苗期(本葉展開〜間引き):多湿・降雨が続く

起きやすいこと
べと病など糸状菌性の病害が出やすい条件になりうる。
見に行く所
葉裏のカビ・斑点、下葉の黄化・枯れ上がり。

根部肥大期:高温・乾燥が続く(連続無降雨)

起きやすいこと
辛味過剰が出やすい条件(データ:辛味過剰=高温乾燥ストレス)。水分ストレスによる肥大不良も懸念される。
見に行く所
試し抜きでの辛味・肉質の締まり、葉のしおれ具合。

根部肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨があり土壌水分が急変する(急激乾湿)

起きやすいこと
裂根が出やすい条件(データ:裂根=急乾湿)。
見に行く所
根表面の亀裂・裂け目、収穫時の裂根の発生率。

根部肥大期:高温多湿・降雨が続く

起きやすいこと
軟腐病など細菌性の病害が出やすい条件になりうる。
見に行く所
葉柄基部・根部の軟化や異臭、圃場の停滞水、害虫食害痕(傷口)の有無。

収穫期(適期判断・収穫後):収穫前後に降雨が続く

起きやすいこと
収穫作業への支障のほか、収穫後の日持ち低下・腐敗が出やすい条件になりうる。
見に行く所
圃場のぬかるみ具合、収穫後の根の傷・軟化、貯蔵前の泥落とし・乾燥の状態。

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人参

発芽期:播種後に無降雨・低湿度が続き、強日射・高温で表土が乾く

起きやすいこと
発芽不揃い・欠株が生じやすい条件。ニンジンは好光性・浅播きで乾燥に弱く、発芽までの表土の乾き方が収量に直結しやすい最重要局面。
見に行く所
播種列の発芽率・発芽の揃い方、表土の乾燥・クラスト(固化)の有無、かん水・不織布・もみ殻など乾燥防止対策の状態。

発芽期:播種直後〜発芽期に強い降雨やかん水が続き、土壌表面が締まる(クラスト形成)

起きやすいこと
覆土表面が固まり出芽を妨げ、発芽不揃いにつながりやすい条件。
見に行く所
覆土表面の固化・ひび割れ、出芽の遅れがある箇所の分布。

生育前期(葉数増加期):曇天・降雨が続き日照不足が続く

起きやすいこと
葉の同化能力低下による生育遅延が生じやすい条件。後の根部肥大・着色にも影響しうる。
見に行く所
葉色の薄まり、葉数・株の生育揃いの推移。

根部肥大期:干ばつ傾向(無降雨が続く)のあとに強い降雨やかん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂根が出やすい条件(AGRIX:裂根=急激な乾湿変動)。
見に行く所
試し掘りでの根の縦方向の裂け、圃場全体での発生割合。

根部肥大期:降雨や高湿度が長く続く(連続降雨・過湿な状態が続く時期が長い)

起きやすいこと
キャビティスポット(根表面が凹む生理障害。Pythium violae等が関与するとされる)が出やすい条件(AGRIX:過湿・長期栽培で発生しやすい)。
見に行く所
根表面の凹み・褐変の有無、圃場の停滞水・排水状況(土壌の実態は現地確認が必要)。

根部肥大期:降雨や高湿度が続き、葉が濡れている時間が長くなる

起きやすいこと
黒葉枯病(Alternaria)が出やすい条件。
見に行く所
下葉を中心とした黒褐色の病斑の有無、拡大の傾向。

収穫期・収穫後:収穫前に降雨が続き圃場が過湿になる

起きやすいこと
収穫作業の遅れや根の傷みにつながりやすく、キャビティスポット等の再確認が必要な条件。
見に行く所
圃場のぬかるみ具合、収穫適期の判断材料。

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カブ

播種・発芽期:播種後に強い降雨があり、土壌表面が締まる(クラスト形成)

起きやすいこと
出芽が阻害され、部分的な欠株が出やすい条件。
見に行く所
土壌表面の固結、出芽率・欠株の分布。

生育前期(本葉展開〜根部肥大開始):降雨が続き、圃場が過湿・停滞水になる

起きやすいこと
根こぶ病が出やすい条件(過湿・排水不良は発病を助長するとされる)。土壌物理性の悪化を通じて岐根(根が二股・複数に分かれる)の助長条件にもなり得る。
見に行く所
圃場の停滞水、根部の肥大不良株の有無。抜き取りでの根のこぶ状の膨れ・変形は現地確認が必要。

生育前期(本葉展開〜根部肥大開始):高湿度が続く・降雨が多い

起きやすいこと
白さび病・べと病・白斑病・軟腐病が出やすい条件。
見に行く所
葉裏の白い斑点(白さび病)、葉のモザイク状黄化やカビ(べと病)、葉の斑点(白斑病)、株元の軟化・異臭(軟腐病)。

肥大期(根部肥大盛期):乾燥が続いた後に強い降雨があり、土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂根(根の表面が裂ける)が出やすい条件。
見に行く所
根表面の裂け目・放射状のひび。

収穫適期:収穫前に強い降雨が続く

起きやすいこと
裂根の進行、軟腐病等の助長、収穫作業への影響が出やすい条件。
見に行く所
圃場の水はけ、収穫物の傷み・軟化。

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ゴボウ

播種・発芽期:播種後に降水量が少ない状態が続き、表土が乾燥する

起きやすいこと
ゴボウは好光性種子で浅播きのため覆土が薄く、表土の乾燥で発芽不揃い・出芽遅延になりやすい条件。
見に行く所
発芽率のムラ、畝面表土の乾き具合、播種後のかん水履歴。

播種・発芽期:播種後に強い降雨があり、表土が流される

起きやすいこと
浅播きのため覆土が流亡し、種子露出や表土クラスト(固化)による発芽不揃いが出やすい条件。
見に行く所
畝面の締まり・種子の露出、降雨後の表土の固化状態。

生育前期(葉・根伸長期):日照不足が続く(曇天・降雨続き)

起きやすいこと
光合成低下で根への転流が細り、初期の根太りが鈍くなりやすい条件。
見に行く所
葉色の薄まり、株の草勢。

根の肥大期:長雨・連続降雨で圃場が過湿状態が続く

起きやすいこと
黒条病・黒あざ病(根内部の黒変)が出やすい条件(AGRIX:過湿・連作で黒条)。
見に行く所
試し掘りした根を割った際の内部黒変、圃場の停滞水・排水性、畝間の水はけ。

根の肥大期:乾燥が続いたあとに強い降雨があり、土壌水分が急激に変化する

起きやすいこと
裂根・ス入りが出やすい条件(AGRIX:急激な乾湿変動・生育過剰)。
見に行く所
試し掘りした根表面の裂け、根の断面のす(空洞状のスカスカ感)。

収穫期:収穫期に降雨が続き、圃場が過湿になる

起きやすいこと
掘取り作業時に根が折れやすくなる、また過湿状態が続いたことによる黒条・内部黒変が残っている可能性がある条件。
見に行く所
試し掘りでの折れやすさ、根の内部黒変の有無、圃場の水はけ。

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里芋

植付・萌芽期:連続して降水がなく乾燥が続く

起きやすいこと
サトイモは多需水で乾燥に弱く、萌芽・初期活着が遅れやすい条件。
見に行く所
植付溝・畝の土壌の乾き具合、萌芽率、初期の葉の展開状況。

茎葉伸長・培土期:連続して降水がなく乾燥・高温が続く

起きやすいこと
肥大の土台となる茎葉の生育が抑えられ、後の子いも肥大不良・えぐみ増加につながりやすい条件。
見に行く所
葉のしおれ・巻き、株元の土壌の乾き、かん水の有無。

茎葉伸長・培土期:まとまった降雨が続き、畝間・株元に停滞水ができる

起きやすいこと
過湿・停滞水は根の呼吸障害から腐敗につながりやすい条件。培土・排水管理の判断材料になる。
見に行く所
畝間・株元の水はけ、根際の異臭や変色、葉色の急な悪化。

子いも肥大期:乾燥(連続無降雨)が続く時期に干ばつ傾向となる

起きやすいこと
子いもの肥大不良・えぐみ(シュウ酸カルシウム)が増加しやすい条件。夏の干ばつ期の水分確保が収量を左右する時期にあたる。
見に行く所
土壌の乾き、いもの肥大の遅れ、試し掘りでの食味・えぐみの傾向。

子いも肥大期:相対湿度が高い状態が長く続く、または連続降雨(生育後半に多い)

起きやすいこと
疫病(Phytophthora colocasiae)・葉枯病が出やすい条件。生育後半・多湿時に警戒。
見に行く所
葉の水浸状病斑・葉枯れの有無、株間での病斑の広がり方。

収穫・貯蔵期:収穫前に連続降雨が続き、圃場が過湿になる

起きやすいこと
収穫作業の遅れやいもの傷みにつながりやすく、傷・過湿は貯蔵中の乾腐病・軟腐病が出やすい条件を作る。
見に行く所
掘り取り時のいもの傷・変色、畝の水はけ、収穫後の乾燥状態。

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生姜

茎葉伸長期:降水が少なく乾燥傾向が続く

起きやすいこと
ショウガは多需水で、乾燥が続くと後の根茎肥大不良・繊維質化につながりやすい傾向。この時期の乾燥は次フェーズの肥大に影響が蓄積しやすい。
見に行く所
葉のしおれ、株元の乾き具合(現地確認)、かん水設備の稼働状況。

根茎肥大期:連続降雨のあとに晴天・乾燥が続く、または乾湿が繰り返される

起きやすいこと
停滞水による根茎腐敗のリスクと、乾燥による肥大不良・繊維質化のリスクが局面によって入れ替わりやすい。
見に行く所
圃場の排水状況、株元の土壌の乾湿ムラ(現地確認)、掘り取り時の根茎の状態。

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じゃがいも

萌芽期:連続降雨や高降水量で圃場が過湿になる

起きやすいこと
種イモの腐敗・黒脚病(排水不良・過湿に関連)が出やすい条件。萌芽前後は傷口からの感染に弱い。
見に行く所
畝間・株元の停滞水の有無、種イモ・萌芽茎の変色や軟化、異臭。

塊茎形成開始期:気温が低めで降雨や高湿度が続く(冷涼多湿)

起きやすいこと
疫病が急激に拡大しやすい条件(冷涼多湿で爆発的に広がるとされる)。
見に行く所
葉に水浸状の病斑や葉裏の白いカビ状のもの、茎の黒変、圃場全体での急速な拡大の有無。

塊茎肥大期:乾燥(無降雨が長く続く、または高温晴天で土壌が乾きやすい状態)

起きやすいこと
塊茎内部の空洞や二次成長(イモの奇形・ひび割れ)が出やすい条件。水分安定が最優先とされる時期。
見に行く所
試し掘りでの内部空洞・二次成長(コブ状の変形)の有無、株元土壌の乾き具合。

塊茎肥大期:過湿(連続降雨・高降水量が続く)

起きやすいこと
塊茎の腐敗、黒脚病が出やすい条件。
見に行く所
畝間の停滞水、掘り取り時のイモの軟化・変色・異臭。

塊茎肥大期:連続無降雨のあとに大雨・急な降水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
急激な乾湿変動により二次成長・内部空洞・裂開が出やすい条件。
見に行く所
試し掘りでのイモの変形・ひび、降雨前後での株のしおれと回復の差。

塊茎肥大期:気温が低めで多湿(曇天・降雨が続く)

起きやすいこと
疫病が急拡大しやすい条件(冷涼多湿で爆発的拡大)。肥大期は感染すると地上部だけでなく塊茎腐敗にもつながりやすいとされる。
見に行く所
茎葉の水浸状病斑・急速な枯れ上がり、掘り取り時のイモ表面の褐色病斑の有無。

成熟・収穫期:収穫前後に連続降雨・高降水量が続く

起きやすいこと
土壌水分過多による塊茎腐敗・軟腐、収穫作業の適期を逃しやすい。掘り取り後の付着水分が多いと貯蔵性が落ちやすい。
見に行く所
圃場の乾き具合(収穫機・人が入れる状態か)、掘り取ったイモの表面の湿り・傷みの有無。

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さつまいも

定植(挿し苗)・活着期:高温・乾燥(強い日射・高温・降水がほぼない状態)が続く

起きやすいこと
活着前の挿し苗が水分ストレスを受け、しおれ・活着不良になりやすい。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元の土壌の乾き具合。

定植(挿し苗)・活着期:定植直後に強い降雨が連続し、圃場が停滞水・過湿になる

起きやすいこと
過湿によりつるぼけ傾向・活着不良・苗の腐敗が出やすい条件(サツマイモは過湿に弱い)。
見に行く所
畝間の停滞水の有無、排水状況、苗の変色・軟化。

つる伸長期:降雨が多く日照不足が続く(曇天・梅雨等)

起きやすいこと
日照不足でつるが徒長傾向になりやすい。多雨で窒素の効きが強まる時期と重なると、つるぼけ(茎葉繁茂・イモがつかない)に傾きやすい条件になる。
見に行く所
つるの節間の間延び・茎径、葉色の濃さ、窒素施肥量・前作の残肥の記録。

つる伸長期:土壌が過湿な状態が続く(降雨の連続・圃場の停滞水)

起きやすいこと
通気不良によりつるぼけ助長・根の伸長不良・腐敗が出やすい条件。
見に行く所
畝間の停滞水、株元の変色・異臭、つるの生育状況。

塊根肥大期:無降雨日数が長く続いた後に、まとまった降雨(降雨積算が大きい)が入る

起きやすいこと
急激な水分変化により塊根が裂開(ひび割れ)しやすい条件。
見に行く所
試し掘りでのイモ表面の裂け、圃場の乾湿変動の記録。

塊根肥大期:降雨が連続し、排水不良の圃場で過湿が続く

起きやすいこと
つるぼけ傾向の助長、イモの腐敗が出やすい条件。過湿・高温は土壌伝染性の基腐病等が助長されやすい条件のひとつにもなる。
見に行く所
排水状況、株元・イモの変色や軟化、地際部の黒変(基腐病の兆候)は現地で確認。苗の由来(無病・VF苗か)も併せて確認。

収穫期:収穫前後に降雨が続く

起きやすいこと
収穫作業の遅れ、掘り取り時のイモの損傷・付着水分の増加により、その後のキュアリング・貯蔵性に影響しやすい条件。
見に行く所
圃場のぬかるみ・土壌水分、収穫したイモの表面の傷や湿り具合。

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長芋

萌芽・つる立ち上げ期:植付直後に降雨が続き、畝が過湿になる

起きやすいこと
切りいも・種いもの腐敗が出やすい条件。健全な萌芽の妨げになりうる。
見に行く所
畝表面の停滞水・過湿、種いも周辺の変色や異臭、萌芽率の低下。

つる伸長・支柱期:曇天・降雨が続き多湿な状態が続く

起きやすいこと
葉渋病・炭疽病が出やすい条件(多湿・降雨継続で発生しやすいとされる病害)。
見に行く所
葉の斑点・褐変・すす状の病斑、下葉から上葉への広がり。

肥大期:連続降雨で土壌が過湿になる、または乾燥のあとに急に多雨となる

起きやすいこと
排水不良による根圏の酸素不足、いもの肌の状態悪化が出やすい条件。急激な乾湿変化はいもの生育ムラにつながりうる。
見に行く所
畝間の停滞水、試し掘りでのいも表面の状態(肌荒れ・変色)、根の健全性。

収穫・貯蔵期:収穫前に連続降雨で畝が過湿になる

起きやすいこと
掘取り時にいもが折れやすい条件。過湿な土壌ではいもの周囲が崩れやすく、折損リスクが高まりうる。
見に行く所
畝の水はけ、試し掘りでの折れやすさ、いも周辺の土の締まり具合。

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レンコン

生育期(茎葉伸長・水管理):高温多湿(高温+降雨・高湿度が続く)

起きやすいこと
褐斑病・斑点病など葉の病害が出やすい条件。
見に行く所
葉の褐色斑点、葉柄の病斑の有無。

地下茎肥大期:高温多雨・長雨で水が滞留しやすい

起きやすいこと
水質の還元が進み、硫化水素等の発生条件が整いやすく、地下茎の根傷み・黒変につながりやすい(AGRIX:還元障害=根黒変・生育不良)。腐敗病(Fusarium、地下茎の褐変腐敗)の発生条件にもなりやすい最重要リスク。
見に行く所
水の色・臭い(硫化水素臭の有無)、地下茎の黒変・褐変(試し掘りで確認)、種蓮根由来の腐敗徴候、連作の有無。

地下茎肥大期:台風・強風、大雨

起きやすいこと
立ち葉・浮葉が損傷し光合成が低下、肥大に影響が出やすい。増水による水位急上昇・冠水にも注意。
見に行く所
葉の損傷程度、水位、冠水の有無。

地下茎肥大期:日照不足が続く(曇天・長雨)

起きやすいこと
光合成低下で地下茎の肥大が鈍りやすい。
見に行く所
葉色、地下茎の肥大の進み具合(試し掘り)。

収穫期:収穫期に降雨が続く

起きやすいこと
泥中での水圧/手掘り収穫の作業負荷が増し、折損・傷のリスクが上がりやすい条件。
見に行く所
田面のぬかるみ具合、掘り取り時の折損の有無。

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大豆

播種・発芽期:播種後に連続降雨・降水量が多い日が続く

起きやすいこと
排水不良の圃場で過湿による発芽不良・苗立ち枯れが出やすい条件(データ:排水良好必須)。
見に行く所
圃場の停滞水の有無、種子・幼苗の腐敗、うね間の水はけ。

開花期:日最高気温が生育適温の上限(目安30℃超)を超え、かつ乾燥(連続無降雨)が続く

起きやすいこと
落花・落莢が増加しやすい条件(データ:高温乾燥期は落花・落莢増加)。
見に行く所
開花数に対する着莢数、莢の脱落の有無、株元土壌の乾き具合。

開花〜結莢期:連続無降雨日数が続き土壌が乾く状態が開花〜結莢期に重なる

起きやすいこと
着莢不良・莢の肥大不足につながりやすい条件(データ:開花〜結莢期は乾燥厳禁と明記)。
見に行く所
莢の肥大速度、葉のしおれとその回復状況、土壌の乾き具合。

開花〜結莢期:多雨・排水不良で土壌が過湿な状態が続く

起きやすいこと
根腐れ・根粒菌の活性低下(根粒減少)が出やすい条件(データ:過湿=根腐れ・根粒減少)。
見に行く所
根の褐変・腐敗(現地での掘り取り確認)、株の萎凋・生育停滞、圃場の停滞水。

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そら豆

播種・発芽期/越冬期(幼苗):降雨が連続し、排水不良の圃場で滞水・多湿が続く

起きやすいこと
ソラマメは過湿に弱く、立枯病等の土壌病害が出やすい条件。
見に行く所
圃場の停滞水の有無、株元の変色・萎れ、根の褐変(掘り取っての確認)。

開花期:乾燥が続く(降水が少ない状態が続く)

起きやすいこと
落花・落莢が出やすい条件。
見に行く所
株元の土壌の乾き具合、日中のしおれの有無、着莢の進み具合。

莢肥大期:高湿度が続く、または降雨が続く

起きやすいこと
赤色斑点病(チョコレート斑点病)・さび病が出やすい条件。
見に行く所
葉のチョコレート色の斑点、さび状の斑点、莢表面の汚れ。

収穫期:収穫前後に降雨が続く

起きやすいこと
莢の汚れや収穫作業の遅延により、結果として採り遅れになりやすい。
見に行く所
莢の外観、圃場の水はけ、収穫作業が可能な日の見込み。

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えんどう

播種・育苗期(秋播き):降水量が多く、圃場が過湿になりやすい状態が続く

起きやすいこと
過湿は立枯病・根腐病など連作・多湿で出やすい病害の条件になりやすい。発芽ムラや初期生育の停滞にもつながりやすい。
見に行く所
圃場の停滞水、子葉・初生葉の変色や萎凋、株元の生育遅れ。

開花期:気温が高い状態(目安25℃超)が続く、または乾燥・過湿のいずれかが続く

起きやすいこと
高温では稔実が低下しやすい。高温・乾燥・過湿はいずれも落花・落莢が出やすい条件としてデータに整理されている。
見に行く所
着莢率、落花・落莢の有無、株のしおれ具合。

着莢・肥大期:高温・乾燥が続く、または逆に降水が多く過湿が続く

起きやすいこと
落花・落莢が出やすい条件(データ:高温・乾燥・過湿・N過多)。莢の肥大不良にもつながりやすい。
見に行く所
莢の肥大・充実度、落莢の有無、株のしおれや過繁茂の状態。

収穫期:降水・高湿度が続く

起きやすいこと
褐斑病・立枯/根腐病など、連作・多湿で出やすい病害の条件になりやすい。収穫作業の遅れにもつながりやすい。
見に行く所
葉・莢の斑点、株元の腐敗、圃場のぬかるみ具合。

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いんげん

発芽・生育初期:高温・乾燥が続く(目安30℃超で降雨・かん水が少ない)

起きやすいこと
苗の活着不良・生育停滞になりやすい条件。根粒菌の定着にも影響しうるが、これは気象からは推定にとどまる。
見に行く所
日中のしおれが夕方までに回復するか、株元土壌の乾き具合、根粒の着生(掘り取り確認)。

開花期:開花〜結莢期に乾燥が続く、またはかん水と降雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
落莢が出やすい条件(データ:開花〜結莢期の乾燥で落莢→安定潅水が必要)。
見に行く所
株元土壌の乾き具合、日中のしおれの有無、着莢率の推移。

結莢・肥大期:高温多湿(高湿度・降雨が続く)

起きやすいこと
炭疽病・さび病・菌核病が出やすい条件(データ:炭疽病・菌核病・さび病=多湿)。
見に行く所
莢・葉の褐色〜黒色の病斑、莢のくぼみ・黒変、株元の風通し。

結莢・肥大期:連続降雨で圃場が過湿・排水不良の状態が続く

起きやすいこと
根腐病・立枯病が出やすい条件(データ:根腐病/立枯=連作・過湿)。
見に行く所
株元のしおれ・下葉の黄化、根の褐変(掘り取り確認)、圃場の停滞水。根圏の酸素状態は気象からは推定に留まり現地確認が必要。

収穫期(連続収穫):高湿度・連続降雨が続く

起きやすいこと
収穫莢の傷み・炭疽等の病斑が出やすい条件で、鮮度保持にも影響しうる。
見に行く所
収穫莢の褐変・傷み、収穫から予冷までの時間、下葉・莢の病斑の有無。

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落花生

発芽・生育期(根粒確立期):連続した降雨で圃場の過湿状態が続く(特に排水不良の圃場)

起きやすいこと
過湿による根の伸長不良や根粒の働きの低下が起きやすい条件(気象からは推定)。ラッカセイは排水良好な砂質〜砂壌土を好むとされ、多雨が続く圃場では過湿ストレスが出やすい。
見に行く所
圃場の停滞水・ぬかるみの有無、株の黄化・生育停滞、排水路の機能。

開花期:開花期に乾燥(降水少・無降雨日数が長い)が続く

起きやすいこと
子房柄(ペグ)挿入前後の水分不足が、その後の莢形成・肥大に影響しやすい条件。開花〜莢肥大期は需水期であり、乾燥は稔実低下につながりやすいとされる。
見に行く所
開花数・結実(ペグ)の状況、土壌表層の乾き具合、株のしおれの有無。

開花期:高温多湿(高温+高湿度・多雨)が続く

起きやすいこと
褐斑病・黒渋病(葉のsigatoka系)や白絹病(Sclerotium)が出やすい条件とされる。いずれも高温多湿を好む病害とされる。
見に行く所
葉の褐色・黒褐色の斑点(褐斑病・黒渋病)、株元付近の白色菌糸や地際の萎凋(白絹病)。

莢形成(ペグ挿入)・肥大期:莢肥大期に乾燥(降水少・無降雨日数が長い)が続く

起きやすいこと
稔実低下・空莢(実入り不良)が出やすい条件とされる。乾燥は結実域の土壌を硬くし、ペグの挿入や莢の肥大を妨げやすい面もあると考えられる(気象からの推定)。
見に行く所
莢の入り具合(掘り取りサンプルでの確認)、結実域の土壌の硬さ・乾き、石膏(硫酸カルシウム)施用歴とCa供給状況。

莢形成(ペグ挿入)・肥大期:降雨と乾燥が繰り返し、土壌水分が急変する

起きやすいこと
結実域の水分ムラにより莢の肥大が不揃いになりやすい条件(気象からの推定)。
見に行く所
莢の大小のばらつき、株ごとの生育差。

莢形成(ペグ挿入)・肥大期:高温多湿(気温高め・降雨多め)が続く

起きやすいこと
白絹病(Sclerotium)等、土壌に関わる病害が出やすい環境条件とされる。コガネムシ幼虫による莢の食害は土壌中で起こるため、気象からは間接的な推定に留まる。
見に行く所
莢・地際の白色菌糸(白絹病)、掘り取り時の莢の食害痕(コガネムシ幼虫)。

収穫・乾燥期:収穫期(掘り取り前後)に降雨が続く、または降雨確率が高い状態が続く

起きやすいこと
掘り取り・乾燥(地干し)の遅延につながりやすい条件。収穫前は乾燥ぎみの管理が望ましいとされ、掘り取り後の乾燥が遅れると子実水分が下がりにくく、アフラトキシン(かび毒)産生リスクが高まりやすい条件とされる。
見に行く所
掘り取り適期の判断、地干し中の莢の乾き具合、降雨に当たった莢の変色・かびの有無。

収穫・乾燥期:収穫期に無降雨・晴天が続く

起きやすいこと
掘り取り・乾燥に適した条件になりやすい(プラス方向)。乾燥が順調に進みやすい。
見に行く所
莢の乾燥進度、掘り取り適期(莢の網目模様・充実度)の確認。

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稲

分げつ期:分げつ期に低温・日照不足(曇天・長雨)が続く

起きやすいこと
分げつの遅延・数不足につながりやすい条件。
見に行く所
茎数の増え方、葉色、株の草丈。

分げつ期:強い降雨・連続降雨で水位が高くなり、水深が目安(分げつ期2〜3cm)を超える状態が続く

起きやすいこと
無効分げつ(穂にならない分げつ)が増えやすい条件(AGRIX:深水×分げつ期=注意レベル)。
見に行く所
田面の水深、茎数と有効茎の見込み。

幼穂形成期〜出穂期:出穂前10日前後に多湿(高湿度・降雨が続く)状態が続く

起きやすいこと
稲こうじ病が出やすい条件(AGRIX AI の知見)。
見に行く所
出穂後の穂における異常な塊(緑黒色の塊状物)の有無。

登熟期:出穂期〜登熟期に強風・大雨(台風等)が重なる

起きやすいこと
倒伏につながりやすい条件。倒伏後は登熟阻害・穂発芽のリスクも高まる。
見に行く所
株の傾き・倒伏の有無、倒伏後の穂の状態(濡れ・発芽の兆候)。

収穫期:収穫期に連続降雨が続く

起きやすいこと
収穫適期(目安:籾水分20〜25%)の判断が難しくなり、刈り遅れによる胴割れ粒の増加(乾燥しすぎ・急激な乾湿変動で起きやすいとされる)や、倒伏・穂発芽のリスクが高まりやすい条件。
見に行く所
籾水分(可能であれば測定)、倒伏の有無、穂発芽の兆候。

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小麦

播種・出芽期:播種前後に降雨が続き、圃場が過湿になる(連続降雨や強い降水の後)

起きやすいこと
コムギは排水不良に弱く、出芽の遅れ・不揃い、初期生育の停滞につながりやすい条件。
見に行く所
圃場の停滞水・ぬかるみの有無、出芽の揃い、種子の腐敗・変色。

分げつ・節間伸長期:降雨が多く日照不足が続く時期に、加えて強風が重なる

起きやすいこと
軟弱徒長した株に強風が加わると倒伏の素地ができやすい条件。倒伏は収量・品質・収穫効率を大きく落とす。
見に行く所
茎の太さ・節間の詰まり具合、株の傾き、圃場全体の生育ムラ。

分げつ・節間伸長期:日照不足(曇天・多雨)が続く

起きやすいこと
光合成低下による生育停滞、分げつ数の伸び悩みにつながりやすい条件。
見に行く所
分げつ数、葉色の薄まり。

出穂・開花期:出穂〜開花期に降雨や高湿度が続く(連続降雨・結露が続く条件)

起きやすいこと
赤かび病(Fusarium head blight)が出やすい条件(データ:開花期の降雨・多湿で多発)。赤かび病は減収に加え、かび毒DON(デオキシニバレノール)の蓄積につながる恐れがあり、見た目が健全でも汚染しうる点に注意が必要。
見に行く所
穂の変色(ピンク〜赤褐色のかび)、開花の遅れ・不揃い、前作(トウモロコシ・麦類残渣)の有無。

登熟期:登熟期に高温・多雨が続く

起きやすいこと
品質低下(容積重・タンパク・フォーリングナンバー等の低下)につながりやすい条件(データ:登熟期の高温・多雨は品質低下)。
見に行く所
子実の充実度、粒色・粒張り。

登熟期:登熟後期に降雨が続く

起きやすいこと
穂発芽(穂上で種子が発芽してしまう現象)が出やすい条件(データ:登熟期の降雨で穂発芽)。品質・等級低下につながる。
見に行く所
穂の粒の発芽・変色、収穫適期の判断材料として子実水分。

収穫期:収穫適期に降雨が続き、コンバイン作業ができない日が続く

起きやすいこと
収穫の遅延により穂発芽・品質低下・倒伏リスクがさらに高まりやすい条件。
見に行く所
子実水分、穂の発芽・変色、株の倒伏状況。

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大麦

播種・出芽期:播種後に連続降雨や停滞水で圃場が過湿になる(降水量・連続降雨日数の増加)

起きやすいこと
オオムギはコムギに比べ耐乾性はあるが湿害には弱く、出芽不良・苗立ちのムラ・初期生育の停滞が出やすい条件。
見に行く所
圃場の停滞水・排水口の詰まり、出芽率・出芽の揃い、根の伸長状況。

越冬・春化期:融雪期に降雨が重なり圃場が過湿になる

起きやすいこと
排水不良な圃場では春先の湿害・根の傷みが出やすい条件。
見に行く所
融雪後の停滞水、株元の変色・根の状態。

分げつ・茎立期:高温・少雨が続く

起きやすいこと
乾燥ストレスに加え、アブラムシが増殖しやすい条件になりやすい。オオムギではアブラムシが大麦縞萎縮病とは別に大麦萎縮病(BYDV)を媒介するため注意(データ:「アブラムシ(BYDV媒介)」)。
見に行く所
葉裏・新葉のアブラムシ寄生、葉色・生育の停滞。

分げつ・茎立期:強風を伴う多雨が続く

起きやすいこと
茎が軟弱に伸びている場合や過繁茂な株では倒伏が出やすい条件。
見に行く所
株の傾き・倒伏の有無、茎径・節間の状態。

出穂・開花期:開花期に降雨や高湿度(相対湿度85%以上目安)が続く

起きやすいこと
赤かび病(Fusarium)が出やすい条件(データ:「赤かび病=開花期防除」)。かび毒(DON・NIV)の蓄積につながる恐れがある。
見に行く所
穂の変色(ピンク〜橙色の変色)、開花期前後の降雨実績・圃場の乾き具合。

登熟・収穫期:登熟後半〜収穫期に強風を伴う多雨が続く

起きやすいこと
倒伏が出やすい条件。倒伏すると登熟の乱れ・穂発芽・収穫ロスにつながりやすい。
見に行く所
株の倒伏状況、穂の向き・地面との接触。

登熟・収穫期:収穫適期前後に降雨が続き穂・圃場が乾きにくい

起きやすいこと
穂発芽(発芽率低下)や、乾燥・収穫の遅れによりかび毒リスクが高まりやすい条件。ビール麦では整粒歩合・発芽力(麦芽品質)の低下につながりやすい(データ:「過乾燥/損傷回避」「低水分保管でかび毒回避」の裏返しとして、収穫前の多湿・遅延はリスク)。
見に行く所
穂上での発芽の有無、子実の外観(変色・カビ臭)、刈り遅れの有無。

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ソバ

播種・出芽期:播種後に連続降雨で圃場が過湿になる

起きやすいこと
湿害による出芽不良・苗立ち不良が出やすい条件(データ:ソバは湿害に弱く排水が最優先)。
見に行く所
畦間・圃場表面の停滞水、出芽の遅れ・欠株、根の色(酸欠による褐変の疑い)は現地確認。

生育期(茎葉伸長・分枝):茎葉が伸長した時期に強い降雨・強風が重なる

起きやすいこと
倒伏が出やすい条件。ソバはやせ地・少肥適応の作物で、過繁茂の株ほど倒伏しやすいとされる。
見に行く所
株の傾き・倒伏の有無、密植箇所の集中的な倒伏、圃場の水はけ。

生育期(茎葉伸長・分枝):この時期に連続降雨・過湿が続く

起きやすいこと
根の酸欠による生育停滞が出やすい条件(データ:湿害に弱い)。
見に行く所
下葉の黄化、生育の遅れ・ムラ、圃場の停滞水。

開花期(受粉):開花期に連続降雨・多雨が続く

起きやすいこと
受精不良が出やすい条件(データ:多雨も受精不良を招く要因)。降雨により訪花昆虫の活動が下がりやすいことも一因として考えられる。
見に行く所
降雨中・降雨後の結実の進み方、花の落花・傷みの有無。

登熟・収穫期:収穫適期に強い降雨・強風が重なる

起きやすいこと
脱粒による収量損失が出やすい条件。ソバは脱粒しやすい性質があり、適期収穫を逃すと風雨で実が落ちやすいとされる(データ)。
見に行く所
地表への落粒の有無、黒化率の進み具合と収穫適期の一致。

登熟・収穫期:収穫前後に連続降雨が続く

起きやすいこと
収穫作業の遅れや刈取り後の乾燥遅延につながりやすく、品質(風味・色)低下のリスクが高まる条件。
見に行く所
刈取り後の子実の水分状態、圃場の作業可否。

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ぶどう

開花期:開花期に降雨や土壌水分の急変が続き、水分が不安定になる

起きやすいこと
開花期はホウ素(花粉発芽・結実に関与)の吸収と水分安定が要点となる時期で、降雨による水分の乱れは結実不良(花ぶるい等)につながりやすい条件(AGRIX:開花期は水分安定が重要)。
見に行く所
結実率、花ぶるい(落花)の有無、房の充実具合。

開花期:開花期前後に高湿度・降雨が続く

起きやすいこと
べと病(Plasmopara viticola)が出やすい条件(AGRIX:高湿度・降雨で誘発)。新梢・花穂に発病しやすい時期。
見に行く所
葉裏の白色カビ状病斑、花穂・幼果の褐変の有無。

果実肥大期:降雨や多かん水が続き土壌が過湿になる

起きやすいこと
ブドウは深根性で過湿に弱く、根腐れ・酸素不足・樹勢低下を招きやすい条件(AGRIX AI の知見)。
見に行く所
新梢の伸びすぎ・葉色の濃緑化(樹勢過多)、株元の停滞水、根の状態(掘り取りによる現地確認)。

果実肥大期:連続降雨のあとに晴天となり急激に吸水が増える(乾湿の急変)

起きやすいこと
果実の急激な吸水・肥大により裂果が出やすい条件。カルシウム(細胞壁強化・裂果防止に関与)の移行不足が重なるとさらに出やすくなる。
見に行く所
果粒表面の裂け、房内の裂果率。

果実肥大期:高湿度・連続降雨(多雨)が続く

起きやすいこと
べと病・晩腐病・灰色かび病が出やすい条件(AGRIX:多雨はこれらを誘発)。
見に行く所
果房の変色・腐敗粒の有無、葉のカビ状病斑、房内の風通し。

着色期:曇天・降雨が続き日照不足になる

起きやすいこと
日照不足は糖度低下と着色不良を招きやすい条件(AGRIX明記)。
見に行く所
着色の進み具合・色ムラ、糖度(Brix)の測定値。

収穫期:収穫期前後に降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
果実腐敗(晩腐病・灰色かび病)が出やすい条件。糖度も乗りにくくなる可能性がある。
見に行く所
収穫果の日持ち・軟化、房内の腐敗粒の有無、糖度確認(収穫判断の基本項目)。

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りんご

開花期:開花期に低温・強風・降雨が続き、訪花昆虫(マメコバチ・ミツバチ等)の活動が鈍る

起きやすいこと
受粉不足で結実不良になりやすい条件(データ:「低温・悪天候で訪花不足→結実不良」)。リンゴは自家不和合性が基本のため、受粉樹との開花期の一致も結実に関わる。
見に行く所
着果率、花弁の落下状況、訪花昆虫の飛来の有無。

幼果期・生理落果期:日照不足(曇天・梅雨)が続く

起きやすいこと
光合成低下により果実肥大・翌年花芽の充実が鈍りやすい条件。
見に行く所
葉色の薄まり、果実肥大の遅れ。

果実肥大期:高温・乾燥が続いたあとに降雨や急なかん水で土壌水分が急変する

起きやすいこと
ビターピット(苦土病)が出やすい条件(データ:N過多・水分不安定・カルシウム不足の組み合わせが要因)。気象は水分急変という誘発条件を示すに留まる。
見に行く所
果皮のくぼんだ斑点(貯蔵中に顕在化することもある)、葉の徒長・濃緑(N過多の兆候)、着果量。

着色・収穫期:収穫前後に降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
黒星病等の糸状菌病害や、果実の腐敗・裂果が出やすい条件(データにある病害)。
見に行く所
葉・果実表面のすす状病斑、果実の裂け・軟化。

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梨

開花期:開花期に低温(晩霜含む)や降雨が続く

起きやすいこと
ナシは自家不和合性の品種が多く人工受粉が基本のため、作業適期を逃しやすく、訪花昆虫(マメコバチ等)の活動も鈍り結実不良になりやすい条件(AGRIX:「自家不和合→受粉樹必須+人工受粉」「開花期の晩霜・雨で結実不良」)。
見に行く所
開花期間中の結実率、人工受粉作業の実施可否、受粉樹の開花時期との重なり。

展葉・幼果期:展葉期に降雨が多い・連続降雨が続く

起きやすいこと
黒星病(Venturia nashicola/pirina)が出やすい条件(AGRIX:「黒星病:多雨・展葉期」)。
見に行く所
葉・新梢・幼果の黒褐色のすす状病斑や褐色小斑点の有無。

果実肥大期:連続降雨のあとに急な乾燥が続く、または降雨と乾燥が繰り返す(水分急変)

起きやすいこと
裂果・ユズ肌(果皮が粗くなる症状)が出やすい条件(AGRIX:「ユズ肌・裂果は水分急変・カルシウム関連」)。
見に行く所
果皮の裂け・ひび、果面の粗さ(ユズ肌)、株元の土壌の乾湿ムラ。カルシウム移行・根圏ECは気象からは推定に留まり現地確認が必要。

果実肥大期:降雨が多く高温多湿の日が続く

起きやすいこと
黒斑病(ニホンナシ・Alternaria alternata)等の斑点性病害が出やすい条件。
見に行く所
果実・葉の黒褐色斑点の有無、袋かけの実施状況。

収穫期:収穫前に降雨が多い・連続降雨が続く

起きやすいこと
糖度が上がりにくく、裂果・落果のリスクが高まりやすい条件(果実肥大期の水分急変知見と関連)。
見に行く所
収穫前の落果状況、果皮の裂け、糖度の推移。

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桃

開花期:開花期に強風や連続降雨が続く

起きやすいこと
訪花昆虫の活動が低下し、受粉・着果が不安定になりやすい条件。自家結実性が高い品種でも天候による影響は起こりうる。
見に行く所
開花期間中の着果状況、花弁の落下状況。

着果調整期(摘蕾・摘果):展葉前後に低温・多雨が続く

起きやすいこと
縮葉病(Taphrina)が出やすい条件とされる(データでは展葉前の防除対象として記載)。
見に行く所
新葉の縮れ・変色・肥厚の有無。

着果調整期(摘蕾・摘果):日照不足が続く(曇天・降雨続き)

起きやすいこと
光合成が鈍り、花芽・果実の充実に影響しやすい。摘果判断(葉果比の確保)の目安が例年とずれる可能性がある。
見に行く所
葉色、新梢の伸び、着果数と葉数のバランス(葉果比)。

果実肥大期:連続降雨や過潅水で土壌水分が急激に増える(乾燥から一転して多湿になる等)

起きやすいこと
核割れ(はち割れ)が出やすい条件とされる(データ:早期の急激肥大・過潅水・過摘果・ホウ素関連)。同様に裂果も出やすい条件。
見に行く所
核付近の果肉の割れ、果皮の裂け、株元土壌の乾湿ムラ。

果実肥大期:排水不良の圃場で降雨が続き土壌が過湿になる

起きやすいこと
モモ属(Prunus)は根が弱く過湿に非常に弱いとされる。根の障害から樹勢低下・葉の黄化・果実肥大不良につながりやすい条件。
見に行く所
圃場の停滞水・排水状況、葉の黄化・しおれ。根の状態は現地確認が必要。

果実肥大期:開花後〜成熟期にかけて降雨や高湿度が続く

起きやすいこと
灰星病(Monilinia)が出やすい条件とされる(データ:開花期〜成熟期を通じた最重要病害)。花・果実の腐敗につながりやすい。
見に行く所
花・果実の褐変や腐敗、被害果の有無。

果実肥大期:展葉期に強風を伴う降雨が続く

起きやすいこと
せん孔細菌病(Xanthomonas)が出やすい条件とされる(データ:葉・果実への穿孔、防風が対策の一つ)。
見に行く所
葉・果実表面の小斑点・穿孔痕。

成熟・収穫期:収穫前に降雨・過潅水が続く

起きやすいこと
果実が水っぽくなり、裂果・軟化が出やすい条件(データ:成熟期の過潅水・多雨は水っぽさ・裂果・軟化につながり、収穫前は水を絞るとされる)。
見に行く所
果実の硬度・食味、裂果の有無、収穫適期を前倒しする必要があるか。

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サクランボ

開花期:開花期に曇天・低温が続き、降雨や強風で訪花昆虫の活動が鈍る

起きやすいこと
受粉樹が近くにあっても訪花不足で着果不良になりやすい条件。多くの品種は自家不和合性で、受粉樹(S遺伝子型が適合するもの)が必須。
見に行く所
ミツバチ等訪花昆虫の飛来の有無、開花房ごとの着果率。

開花期:開花期に降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
灰星病(Monilinia)による花腐れが出やすい条件。
見に行く所
花や新梢のしおれ・褐変、ヤニ状の分泌の有無。

幼果・果実肥大期:降雨が続き圃場が過湿になる(排水不良)

起きやすいこと
根の生育障害・樹勢低下が起きやすい条件。サクランボ(Prunus属)は過湿に弱い。
見に行く所
圃場の停滞水の有無、新梢の伸び・葉色。細根の状態は掘り取り等の現地確認が必要。

成熟期(収穫前):成熟期(着色〜収穫前)に降雨、特に連続降雨やにわか雨がある

起きやすいこと
裂果が出やすい条件。成熟期の降雨で果実が吸水し裂果することは、サクランボ栽培で最重要かつ世界共通の課題とされる。
見に行く所
果実表面の亀裂の有無、裂果の発生率。

成熟期(収穫前):乾燥した状態のあとに降雨やかん水が入り、土壌水分が急変する

起きやすいこと
果実が急激に吸水し裂果を助長しやすい。カルシウムの移行不足も重なりやすい条件。
見に行く所
裂果の発生パターン(急な降雨後に増えていないか)、株元の土壌の乾湿ムラ。

成熟期(収穫前):成熟期に高温・高湿度(降雨や連続した高湿度)が続く

起きやすいこと
灰星病(幼果菌核病)による腐敗、オウトウショウジョウバエ(SWD)の産卵活動が活発化しやすい条件。SWDは成熟果に産卵する世界的な大害虫とされる。
見に行く所
果実の軟化・カビの発生、果面の小さな産卵痕や急な軟化。

収穫期:収穫期に降雨が重なる

起きやすいこと
裂果の進行、収穫適期果実の日持ち低下、収穫作業の遅れによる過熟やSWD被害の拡大が起きやすい条件。
見に行く所
圃場の滞水、収穫果の傷み・裂果の増加。

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柿

開花期(受粉・単為結果):開花期に低温・降雨が続く

起きやすいこと
訪花昆虫の活動低下や花粉の稔性低下により受粉が不安定になりやすい条件。ただし平核無等の単為結果性品種は受粉樹がなくても結実するため影響は品種で異なる。
見に行く所
開花した花の結実状況、落花の多寡、品種の受粉様式(単為結果性か否か)。

幼果期・生理落果期(ヘタすき):日照不足が続く(梅雨期・曇天が続く6〜9月)

起きやすいこと
生理的落果(ヘタすき)が出やすい条件(AGRIX:着果過多・日照不足・樹勢不安定・ホルモンバランスが要因)。光合成低下による樹勢の不安定化が落果を助長しやすい。
見に行く所
ヘタ部分から落下している幼果の有無、落下果のヘタ・果柄の状態、着果数の推移、着果過多(葉果比)の有無。

果実肥大期:無降雨が続いたあとに強い降雨がある(乾湿変動)

起きやすいこと
裂果・果実の軟化が出やすい条件(AGRIX:成熟期の乾湿変動で裂果・軟化)。カルシウム供給が不足傾向のときは助長されやすい。
見に行く所
果実表面の裂け目、果実の軟化・へこみ、株元土壌の乾湿ムラ。根圏水分・EC・Caは現地確認が必要。

着色・成熟期:降雨が多く多湿な状態が続く(梅雨〜夏季、葉の濡れ時間が長い)

起きやすいこと
炭疽病・落葉病(円星落葉病・角斑落葉病)が出やすい条件(AGRIX:早期落葉で糖度低下につながる)。
見に行く所
葉の円形・角形の斑点、早期落葉の有無、果実・枝の炭疽病斑。

着色・成熟期:高湿度が続く(曇天・降雨が続き葉面が濡れやすい)

起きやすいこと
うどんこ病・灰色かび病が出やすい条件。
見に行く所
葉表面の白い粉状のカビ、果実・花がら部の灰色のカビ。

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ブルーベリー

開花・受粉期:開花期に低温・強風・降雨が続き、訪花昆虫(マルハナバチ・ミツバチ等)の活動が抑えられる天候が続く

起きやすいこと
受粉不良・着果率低下につながりやすい条件。ラビットアイ系は自家不和合性が強く受粉樹への訪花が必要なため、影響を受けやすい。
見に行く所
開花数に対する着果(結実)の割合、花の落下状況。

開花・受粉期:開花期に降雨・高湿度(曇天・連続降雨)が続く

起きやすいこと
灰色かび病やミイラ果病(Monilinia vaccinii)等、多湿で出やすいとされる病害の条件。花弁・幼果が感染の起点になりやすい。
見に行く所
花・幼果の褐変やしおれ、ミイラ化した花・果実の有無。

着果・果実肥大期:高温・乾燥が続き、連続無降雨日数が増える

起きやすいこと
ブルーベリーは細根が浅く根毛が少ない(菌根依存)ため水分ストレスを受けやすい条件。果実肥大の停滞・小玉化につながりやすい。
見に行く所
葉のしおれ・巻き、株元マルチ下の土壌の乾き具合(現地確認)、果実肥大の停滞。

着果・果実肥大期:連続降雨や過湿な天候が続く

起きやすいこと
浅根のため過湿による根の障害(根腐病=Phytophthora等、過湿・排水不良で出やすいとされる病害)につながりやすい条件。
見に行く所
株元の停滞水・排水状況、地際部の変色、生育不良や急な萎れの有無。

収穫期:収穫直前〜収穫期に降雨が続く

起きやすいこと
果実の裂果・水浸状の傷み、収穫適期の遅れによる過熟・腐敗が出やすい条件。
見に行く所
果実表面の裂け・べたつき、収穫適期を過ぎた果実の割合。

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キウイフルーツ

開花・受粉期:開花期に低温・強風・降雨が重なる

起きやすいこと
ミツバチ等の訪花昆虫の活動が鈍り、自然受粉(花粉の授受)が滞りやすい条件。キウイフルーツは雌雄異株で人工受粉との併用が一般的であり、天候不良時は特に人工受粉の重要度が上がりやすい。
見に行く所
開花期間中の訪花昆虫の活動状況、雌花の結実(着果)状況、種子数の目安(大玉には受粉の質が影響)。

開花・受粉期:開花期に降雨・強風が続く

起きやすいこと
PSA(細菌かいよう病)が花・葉・幹に感染しやすい条件になりうる。雨風は病原菌の拡散を助長しやすい要因として知られる。
見に行く所
花の褐変・落花、葉の水浸状斑点、幹からの滲出液の有無。

果実肥大期:連続降雨や排水不良で圃場が停滞水になりやすい状態が続く

起きやすいこと
過湿による根腐れ(Phytophthora等)のリスクが高まりやすい条件。キウイフルーツは過湿に弱く、停滞水は特に致命的になりうる樹種。
見に行く所
葉の萎凋・黄化、圃場の停滞水の有無、新梢の生育停滞。土壌水分・地温は気象からは推定に留まり現地確認が必要。

収穫・追熟期:収穫前後に連続降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
果実表面が濡れた状態が続くと果実腐敗性の病害や貯蔵性の低下が出やすい条件になりうる。
見に行く所
果実表面の濡れ・傷の有無、貯蔵中の腐敗の発生。

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梅

休眠・開花期(厳冬期早咲き):開花期に低温・降雨・強風が重なる

起きやすいこと
訪花昆虫(ミツバチ・マメコバチ等)の活動が鈍り、受粉不良になりやすい条件。自家不和合性品種(南高等)は受粉樹への依存度が高く、受粉樹との開花タイミングのズレも結実に影響しうる。
見に行く所
開花中の花への訪花の有無、幼果の着生数、受粉樹の開花時期のズレ。

果実肥大・成熟期(青梅〜完熟):開花後〜幼果期を中心に降雨が多い(多雨傾向)

起きやすいこと
黒星病(果面に黒斑が生じ商品性が低下)が出やすい条件。
見に行く所
果面の黒色小斑点、葉の斑点、連続降雨後の樹冠内部の湿り具合。

果実肥大・成熟期(青梅〜完熟):強風による枝・果実の擦れ傷、または降雨が続く

起きやすいこと
かいよう病(細菌性、Xanthomonas/Pseudomonas)は風傷等の傷口から感染しやすい条件。
見に行く所
枝・果実の褐色病斑やへこみ、風による擦れ跡の有無。

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栗

開花期(受粉期):開花期に低温・降雨が続く

起きやすいこと
クリは虫媒・風媒の両方で受粉する。低温・降雨が続くと訪花昆虫の活動が鈍り、受粉不良(着果不良)につながりやすい条件。
見に行く所
雄花・雌花の開花状況、訪花昆虫(ハチ等)の飛来の有無、受粉樹(別品種)の開花時期が合っているか。

開花期(受粉期):開花期に強風・強い降雨が続く

起きやすいこと
風媒による花粉飛散自体は一定の風で助けられる面もあるが、強い雨や強風が続くと花粉が流される・花房が傷むなどして受粉効率が落ちやすい条件。
見に行く所
花房・花穂の損傷の有無、開花期間中の天候の荒れ具合、着果予定部位の脱落。

幼果・肥大期:高温・乾燥が続き土壌が乾く(降雨が少ない状態が続く)

起きやすいこと
果実(イガ・種実)の肥大不良につながりやすい条件。
見に行く所
イガの肥大の遅れ、葉のしおれ、株元の土壌の乾き具合(土壌水分は気象からは推定に留まり現地確認が必要)。

幼果・肥大期:多雨・高湿度が続く(連続降雨や梅雨時期など)

起きやすいこと
胴枯病・すす病・炭疽病などが出やすい条件(データにある主要病害)。気象条件から発病を確定するものではない。
見に行く所
枝幹の陥没・変色(胴枯病を疑う所見)、葉・果実表面のすす状の汚れやカビ、褐色の病斑。

幼果・肥大期:連続降雨で圃場が滞水しやすい状態が続く

起きやすいこと
クリは排水良好な立地を好み、滞水は根圏の酸素不足につながりやすい条件(根圏の実態は気象からは推定にとどまる)。
見に行く所
園地の水はけ・停滞水の有無、樹勢(葉色・新梢伸長)の変化。

収穫期(糖化・貯蔵):イガの自然裂開・落下期に連続降雨が続く

起きやすいこと
拾い遅れが生じやすい条件。拾い遅れは品質低下や虫害(クリシギゾウムシ・クリミガ等の食害)につながりやすいとされる(データにある)。
見に行く所
落下したイガ・果実の圃場での滞留状況、虫害(食害痕・虫穴)の有無、収穫適期を過ぎた果実の状態。

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イチジク

夏果・秋果肥大期:降雨が続き圃場・株元が過湿になる(排水不良地・停滞水)

起きやすいこと
イチジクは根が浅く広がる性質で過湿に弱く、多雨・停滞水は根の傷み・生育不良につながりやすい条件。株枯病は伝染性で樹を枯らす最重要病害とされ、傷口や土壌・器具の衛生と関連するため、多湿な環境では特に注意が要る(データ:根が浅く広がる・過湿に弱い/株枯病=糸状菌・伝染性・樹を枯らす)。
見に行く所
株元・園地の停滞水の有無、新梢や下葉の萎凋・黄化、幹や枝の傷・変色(株枯病の兆候の疑いがあれば早めに確認)。

成熟・収穫期:成熟期に多雨・連続降雨が続く

起きやすいこと
裂果・腐敗が出やすく日持ちが低下する条件(データ:成熟期の過湿・多雨→裂果・腐敗・日持ち低下)。もともと軟弱な果実がさらに軟化しやすい。
見に行く所
果実表面の裂け・亀裂、果実の軟化・腐敗、糖度・食味の低下傾向。

成熟・収穫期:曇天・降雨が多く高湿度が続く

起きやすいこと
疫病・さび病・炭疽・そうか等の糸状菌性の病気が出やすい条件(データにある病害群)。
見に行く所
葉の斑点・変色、果実表面のカビ・変色、下葉の状態。

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スモモ

休眠打破・開花期:開花期に強風・低温・降雨が重なる

起きやすいこと
訪花昆虫の活動が鈍り、受粉樹があっても受粉が進みにくい条件。スモモは自家不和合の品種が多く、開花期の合う受粉樹への訪花が結実を左右する。
見に行く所
開花期のミツバチ等訪花昆虫の飛来状況、受粉樹との開花時期の重なり、着果状況。

受粉・着果期:着果期にかけても低温・降雨・強風が続く

起きやすいこと
訪花不足の状態が長引くと結実が不安定になりやすい条件。落花・果そろいの乱れにつながる恐れ。
見に行く所
花房ごとの着果率、落花の多さ、果そろいのばらつき。

果実肥大期:肥大期に連続降雨や急な多雨で土壌水分が急変する

起きやすいこと
裂果が出やすい条件(データ:成熟期の急な水分変動・多雨→裂果)。
見に行く所
果面の同心円状・放射状の裂け、株元の停滞水・排水の状況。

果実肥大期:高温・乾燥が続いたあとに降雨や多量のかん水が入る

起きやすいこと
急な吸水で果実の肥大・膨圧が急変しやすく、裂果につながりやすい条件。
見に行く所
果実肥大の急な進み、裂果の有無、直近の降雨・かん水の履歴。

収穫・追熟期:開花期から成熟期にかけて降雨が続き、多湿な状態が続く

起きやすいこと
灰星病が出やすい条件(データ:灰星病=開花〜成熟期の最重要病害)。被害果・花腐れが起点になりやすい。
見に行く所
花・果実の褐変や軟腐、灰色〜褐色のかびの有無、被害果の除去状況。

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アンズ

開花期(晩霜警戒・最重要):開花期に降雨・多湿が続く

起きやすいこと
訪花昆虫の活動低下に加え、灰星病(Monilinia)は開花期から成熟期にかけての最重要病害とデータに明記されており、多湿・降雨が続く条件は花腐れ・枝枯れが出やすい条件になる。
見に行く所
花の褐変・枯れ込み(花腐れ)の有無、新梢先端の萎凋、枝の枯れ込み。

果実肥大〜成熟期:成熟期に多雨が続く、または降雨後に急に吸水が増える(急激な乾湿変動)

起きやすいこと
裂果が出やすい条件。データでは「成熟期の多雨・急な水分変動→裂果」と明記され、窒素過多や排水不良があると助長されやすいとされる。
見に行く所
果実表面の裂け目、園地の排水状況・停滞水の有無、直近の降雨・かん水履歴。

果実肥大〜成熟期:高温多湿が続く、または降雨・結露で果実や枝葉が濡れた状態が続く

起きやすいこと
灰星病(Monilinia)による果実腐敗が出やすい、開花期〜成熟期を通じた最重要リスクの時期。胴枯・枝枯(Cytospora等)も高温多湿で助長されやすい傾向。
見に行く所
果実表面の褐色軟化・灰色のカビ(胞子塊)、枝の枯れ込みや樹皮の陥没(胴枯の疑い)。

収穫期(用途別):収穫前後に降雨が続く

起きやすいこと
完熟に近づいた果実ほど裂果・灰星病による腐敗が出やすい。生食用は完熟まで樹上に置く分、加工用(ジャム・干しアンズ・杏仁用の堅めの収穫)よりリスクが高まりやすい条件。
見に行く所
収穫適期果の裂果・軟化・腐敗、収穫後の日持ちの傾向。

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ビワ

開花期(秋〜初冬):開花期に降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
花弁の湿潤や受粉昆虫の活動低下で受粉不良・着果不良につながりやすい条件。高湿度が続くと花腐れ(灰色かび等)が出やすい条件にもなる。
見に行く所
花房のカビ・褐変の有無、着果率。

果実肥大期(早春〜春・摘果袋かけ後):連続降雨や高湿度が続く

起きやすいこと
枝幹のがん腫病(細菌性、こぶ・枯れ症状)は傷口から感染が広がりやすく、降雨が続く時期は感染・まん延が出やすい条件とされる。また灰斑病・炭疽病・灰色かびなど、多湿で出やすい病害の条件にもなる。摘果・袋かけ作業で生じた切り口・傷も感染の入り口になりやすい。
見に行く所
枝幹のこぶ状の膨らみ・枯れ枝の有無、葉の斑点、袋かけ果や果房のカビ・変色。

果実肥大期(早春〜春・摘果袋かけ後):日照不足が続く(曇天・降雨続き)

起きやすいこと
光合成低下で果実肥大や糖度の乗りが鈍りやすい条件。
見に行く所
果実の肥大の進み具合、葉色。

収穫期(初夏):成熟期に連続降雨や多雨が続く

起きやすいこと
裂果・果実の軟化が出やすい条件(急激な吸水による果肉の膨圧変化)。ビワは樹上完熟で追熟しない果実のため、収穫適期に降雨が重なると品質低下に直結しやすい。
見に行く所
果面の裂け、果実の軟化・傷みやすさ、収穫適期果の日持ち。

収穫期(初夏):高湿度・多雨が続く

起きやすいこと
灰斑病・炭疽病・灰色かびなど、成熟期の果実腐敗が出やすい条件。
見に行く所
果面の斑点・カビ、収穫後の傷みの早さ。

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みかん・柑橘

萌芽・開花期:開花期前後に強い風雨が続き、樹体に傷(風擦れ等)ができやすい状態

起きやすいこと
傷口からかいよう病(細菌性)が出やすい条件(AGRIX:風雨・傷が誘因)。
見に行く所
葉・果実表面のコルク状斑点・かさぶた状の病斑、新梢の傷や擦れ跡。

萌芽・開花期:開花期に日照不足(曇天・降雨)が続く

起きやすいこと
光合成低下により着果に影響しうる。
見に行く所
開花・落花の状況、着果数の推移。

幼果・肥大期:乾燥が続く(連続無降雨日数が長い・飽差が高い状態)

起きやすいこと
果実肥大不良・落果が出やすい条件。
見に行く所
果実肥大の遅れ、落果の増加、葉のしおれ。

幼果・肥大期:連続降雨が続き、排水不良の園地で過湿になる

起きやすいこと
根腐れ・樹勢低下が出やすい条件(AGRIX:過湿で根腐れ・樹勢低下)。
見に行く所
圃場の停滞水、新梢の伸びや葉色の変化、細根の状態(現地確認が必要)。

幼果・肥大期:高温・高湿度(高相対湿度・降雨の継続)が続く

起きやすいこと
そうか病・黒点病・灰色かびが出やすい条件(AGRIX:多湿で発生)。
見に行く所
葉・果実表面のかさぶた状/黒点状の病斑、灰色のカビ。

成熟・着色期(糖度上昇):成熟期に適度な乾燥(少雨・連続無降雨)が続く

起きやすいこと
水ストレスにより糖度が上昇しやすい条件(AGRIX:成熟期の適度な水ストレスで糖度上昇)。ただし乾燥が過度になると果実肥大不良・落果につながりやすい。
見に行く所
果実の肥大停滞・しおれの有無、糖度(Brix)の推移。マルチ・断根等の水分制御の実施状況は現地確認。

成熟・着色期(糖度上昇):成熟期に降雨が続く(過湿・多雨)

起きやすいこと
浮皮・裂果、糖度低下、着色遅延が出やすい条件(AGRIX:過湿・多雨で浮皮・裂果・糖度低下・着色遅延)。
見に行く所
果皮の浮き(スポンジ状)、果実の裂け、着色の進み具合。

収穫期:収穫期前後に降雨・高湿度が続く

起きやすいこと
そうか病・黒点病・灰色かびによる果実の傷み、貯蔵性低下が出やすい条件。
見に行く所
果実表面の病斑・カビ、収穫果の日持ち。

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茶

新芽伸長・摘採期(一番茶〜三番茶):高温多湿が続く、または連続降雨で圃場が多湿状態になる(梅雨期など)

起きやすいこと
炭疽病・輪斑病・もち病が出やすい条件(データ:多湿で発生しやすいと記載)。
見に行く所
葉の褐色病斑・輪紋の有無、新芽の異常な肥大・変形(もち病特有の症状)、下葉・古葉の状態。

新芽伸長・摘採期(一番茶〜三番茶):梅雨明け後などに高温・乾燥が続く

起きやすいこと
カンザワハダニなどのハダニ類が増えやすい高温乾燥条件(ハダニ類は一般に高温乾燥で増殖しやすい)。
見に行く所
葉裏のダニの付着やかすり状の食害痕、葉の光沢低下。

整枝・更新期(摘採後):台風等による強風・強い降雨

起きやすいこと
整枝直後や新芽伸長期の樹体は枝葉の損傷を受けやすく、強雨は土壌流亡や排水不良のリスクを高める条件。
見に行く所
枝葉の折損・欠損、圃場の停滞水や土壌の流亡、防風樹・防風ネット等の状態。

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自分の畑の作物を、今日の天気と写真で見てもらうなら

AGRIX AI は、作物の写真から病気・害虫・生理障害を見分け、地域の天気予報と生育の段階を重ねて「今日なにを見に行くか」を出すアプリです。このページの内容は、アプリが判断に使っているデータの一部です。

App Store で AGRIX AI を見るiPhone・iPad/Android 版は準備中

ほかの天気

霜・凍害低温高温・猛暑乾燥・少雨高湿度・結露強風・台風日照不足

このページについて AGRIX AI に入っている作物の「天気への反応」と「病害虫の出やすい条件」のデータを、そのまま読みやすく並べたものです。数値は一般的な目安で、品種・地域・作型で変わります。病害虫の発生を言い当てるものではなく、「出やすい条件」と「見に行く所」を示しています。

農薬を使うときは、ラベルの登録内容と、お住まいの県の病害虫防除所が出す情報・防除指針に従ってください。

作り方:AGRIX AI のデータ(作物66種の天気への反応・22作物の病害虫の条件)から、プログラムで1作物1ページに並べています。文章や数値は足していません。データを直すと、このページも作り直します。

作成:北島真史(RAIXEN・AGRIX AI 開発)。元専業農家(ブロッコリー4ha・ネギ・ズッキーニほか10年)、農業資材店で土壌診断と肥料・農薬の相談を担当、今は米6ha・ネギの兼業農家。著書『直売所で儲かる心理設計』。

最終更新 2026-11-03・AGRIX AI・作物の天気・病害虫の一覧・プライバシー